今日から祭り



我が社の前は通行止めになります



昨夜は次男と宵の出御を見に行ってきました



南北に長い通りの北から順に六町会の商店街
今年の天王町は六丁目なので、西の山にある神社から一番遠い六丁目の御旅所まで神様をお連れします






次男とふたり、普段はシャッター街と化した商店街を神輿について歩いていく

古い商店のあちらこちらから人が顔を出し、あー、街中にこんなに人が住んでるんだーと少しびっくり

八百屋が閉まり、うどん屋が閉まり、年寄りは歩いてドンキに行くんだな、きっと

普段はいわゆる素行不良の若者のたまり場になっているドンキが、実は街中に取り残された年寄りのライフラインなんだな




若い人たちは金曜日からのピーヒャラピーヒャラの祭りしか知らないけど、むかーしからの祇園祭はここから始まる

あたしもこの会社に勤めるまで知らなかったんだけど

これは伝統を軽んじて祭りを商業化した市の責任(ま、エラソー)




とは言え若い頃は三日間とも出て行かなきゃいられなかったけれど
今は会社にいながらにして準備からどっぷり祭り気分

我が社の男衆は祭り中は仕事は休みなのが当然なので、当然と思わない世間様とのやりとりは私がこなします
当然、仕事が集中します

夜まで出かけていく気になれないの
暑いし
いろんなヒトに会うし

世話方の涼やかな絽の着物で出て行く会長や、神輿に繰り出す若社長の嬉々とした顔を送り出すだけで満足です





今日まで仕事をして、帰りはお巡りさんに車を通してもらう

そんで明日はドライブでも行こう

あさっては息子たちはそれぞれ祭りに繰り出すので、私は八木節を遠くに聴きながらお友だちとご飯に行きます




8月のこの時期に、これだけ平和にすごせることを心から感謝して、また今日も一日が始まるんだった

よー