夜中、というか、長男が高校時代の野球部仲間と遊びに出かけて帰ってきたとき、もう外は少し明るくなってた




居間に入るなり

「うわっ、ふう子!おまえなにしたっ!?」

という悲痛な叫びが聞こえ、階段を降りる音、うっという短い叫び




そう、イヤなかんじはしてたんね




わけのわからん長い夢をだらだらとみつづけ、すこしは頭痛もとれて目覚めると




まず、ふう子のビニールまみれのゲゲちゃん

緑色の繊維質

母親の習性で吐瀉物は原因究明のためにじっくり観察します

なにかビニールに包まれた野菜的なものをかじったんだな・・・




思い当たる節なし

そもそもふう子が食べそうなものなど出しっぱなしにしないし

外にも出ない

いまだわからず





掃除道具を取りに行こうと階段を降りて、二度目の衝撃




ビワおのゲリピーが


そしてそれをふんでとびはねた足跡が


廊下中に




ご存じのとおり、うさぎさんのンコは丸くてかたくてコロッコロです

でも、ひとたび下痢をするとそれは恐ろしいいコールタール状になります

そしてきっと元々固まる性質があるのか、まったく取れなくなります




朝から・・・




浮腫みきった全身をひきずり

そう、板野知美ばりの涙袋仕様のものが目の下のクマにあわせてシワを形成しておる、これはひどい浮腫み





妖怪むくみばばあ




階段下の暗ーい廊下で、しゅっしゅっとトイレの洗剤まきながら




プリンについてくるプラスプーンで固まったウサギのンコをはがし続ける・・・




なんて休日だ・・・




ゆうべ、母ちゃんが寝てから二匹でなにしてたんだ・・・

吐いたりくだしたりするようなことを・・・




そういえば、昔ニュージーランドの田舎で、お世話になった家の広大な庭に野生のクジャクがいて


感動したのは最初だけ


ま~、うるさい


クケーッ!クケーッ!と大音量で聞くに堪えない奇声を発し、そこらじゅうにコールタール状のンコをまきちらす




デッキのンコをはがす作業を思い出した




あれから比べれば、馬の糞なんて素手でお手玉したいくらいだった





馬糞でお手玉・・・

暗闇でふっと笑みをもらす妖怪





思い出も掃除も終了、洗濯機を回そうと落ちてる長男の抜け殻を拾い集め・・・

おおお、靴下がぁぁぁぁ(/TДT)/




踏んだらせめてバケツにつけとけやぁぁぁぁ