
今年1月30日、台湾に本社を置く鴻海科技グループが、日本電産前社長の関潤氏(61)をEV事業のCSO(最高戦略責任者)として迎えることを発表した。
2020年、関氏は日本最大のモーターメーカー「日本電産」の永守重信会長から三顧の礼で迎えられ、同社の社長兼COOに就任。永守氏は自身の後継者含みで関氏を迎えたとみられた。
ところが昨年9月、関氏は日本電産を電撃的に退社。その去就が注目を集めていたところに、台湾企業への転身が発表され、自動車業界に驚きが広がった。
↓関さんの決算説明を聞いたのが懐かしい。
https://ameblo.jp/kyu-pi3/entry-12755398350.html
少し前には、「生涯現役」と公言していらっしゃった鈴木修氏も新技術が分からないと引退。
https://president.jp/articles/-/48027?page=1
鈴木修氏が退任を決断したのは世界の自動車産業が一大転換期に突入したことと無縁でない。業界トップ、トヨタ自動車の豊田章男社長はこの事態を「100年に一度の大変革期」と形容する。世界の自動車産業は足元でコネクテッド(Connected)、自動運転(Autonomous)、シェアリング(Sharing)、電動化(Electric)の頭文字を取った「CASE」という新しい領域での技術革新が加速度を増して進む。
6月9日付の日本経済新聞は鈴木修氏の発言を「電動化の時代、モーターや電池など新たな技術が皆目分からなくなった。90歳を超えて新たな勉強は今更できない」と伝えている。
豊田章男さんは「クルマ屋の限界」と社長退任されました。
https://www.itmedia.co.jp/news/spv/2301/27/news103_2.html
そんな舵取りの難しい自動車業界で、関さんが日本の自動車業界を離れて台湾に行ってしまわれるのは、なんとも残念な話です
https://news.yahoo.co.jp/articles/21c8b77d12efa40e163c4fb2390e966f66152a2e
「メガネスーパー」などを展開するビジョナリーホールディングス(HD)は7日、星崎尚彦社長が同日付で辞任したと発表した。同社は星崎氏が企業価値を毀損(きそん)する行為をした疑いがあるとして、外部有識者による第三者委員会を設置して調査を進める。
↓星崎さん、経歴は申し分ないプロ経営者ですね普通に社長業をしていれば良かったのに。。
1966年生まれの52歳。早稲田大学法学部卒業後、三井物産に入社。スイスIMDビジネススクールでMBA取得。三井物産を退社後、スイス「フラー・ジャコー」、イタリア「ブルーノマリ」、米国「バートン」の日本法人トップを務める。アパレルメーカーの「クレッジ」の経営再建では1年半でV字回復を達成。2013年6月、メガネスーパーの再建を任され、16年に同社9年ぶりの黒字化を果たす。17年11月、持ち株会社のビジョナリーホールディングスの社長に就任。18年には3期連続の黒字を実現。著書に『0秒経営 組織の機動力を限界まで高める「超高速PDCA」の回し方』(KADOKAWA刊)がある
経歴は日経クロストレンドより