今日、録画をしておいたプロフェッショナルを見ました。
今回は小倉智昭さんでした。
とくダネを今年、引退されたそうで(芸能活動は引退されておりません)、そのあたりの密着取材でした。
その取材中、小倉智昭さんご自身の吃音症について語る場面がありました。
我が家のキューちゃんも環境の変化などで度々吃音が出てしまうので、とても興味深く聞きました。
小倉さんの吃音症の発症は小学2年生の時で、秋田から東京に転校したタイミングだそうです。
秋田弁から標準語へ適応しなければならないという気負いと、環境の変化が大きかったのではないでしょうか、自己紹介なども上手く言えなかったそうです。
その後小学5年生まで吃音症に悩み、七夕の短冊にはいつも「吃音症が治りますように」という事を書いていたそうです(辛かっただろうなぁ、、これだけで泣けてきます)。。
そんな子どもを見て小倉さんのお父さんは、「夢見るだけじゃ叶わない、ちゃんと目標をたてなさい」と言ったそうです。
それで小倉さんは「はっ!」として、自ら目標を立てて吃音症を治す努力をしたそうです。
まずは独り言を言ってみたり、犬に話しかけたりしたそうです。そうしているうちに、独り言や犬に話しかけるなど、対面でない場合は吃らないことが分かってきました。
また、話すことを頭の中で考えてから話すようにすると吃らずに話せることが自分なりに分かり、吃音症を克服できるようになってきたそうです。
小学5年生で、自分で対処法を考えて実践できていたのは凄いですよね!
ちなみにアメリカのバイデンさんも吃音症がひどかったそうですが、毎日本を声に出して読むことで克服していたそうです。
小倉智昭さんといえば、フリートークがとても上手だというイメージですが、今でも吃音症は完全に治っているわけではないそうです。
でもテレビ越しでは全く吃音症だと分かりません。日頃からとても努力されているんだろうなぁと感じました。
今のところキューちゃんの吃音症は治まっておりますが、また環境の変化などで発症するかもしれません。
吃音が発症した時は治るのか不安になってしまいますが、こうやって吃音症を克服してトークを武器にして活躍している方を見ると、心の支えになります