晴れやかだった19日...

私に心を寄せて下さった皆さん、

本当にありがとうござました



翌20日は、亡母が住んでいたお部屋の遺品整理に1日を費やしました



もう七回忌も通り過ぎているのに、何で今頃なのって話もありますが、

兄も私もなんとなく避けていたんだと思います



亡母の住んでいたマンションは兄の名義で、

持ち主の兄がやっと売却を決めた事で、

話がどんどん進んで年内退去ということになり、

従姉と私でバタバタと1日かけて部屋を片付けましたが、

1日で終わるわけありませんあせる



一番片付かなかったのは写真です...

王子たちの写真がたくさんあり過ぎて、

第1王子と第2王子に限っては、

どんだけディズニーに通ったのって、

どんだけ2人を連れて出かけたのってくらいあって、

まぁ、我が家にも当然同じものがあるので思い切っちゃえばいいんですが、

なかゆか決断できず、とりあえずそのまんま部屋に置いてあります...

でも週末にはなんとかしなくちゃならないので、断腸の思いです



19日は、第1王子がひとり暮らしをスタートさせた日でもありました



12月に入ってから、借りた部屋に少しずつ荷物を運んで、

最終的には先週末に弟王子たちの力を借りての引越しでした



第2王子は近くに居ないので仕方ありませんが、

第1王子が第3王子とチビ王子を連れて出かける姿を見送った時、

兄弟が揃った姿を久しぶりに見た気がして、

頼もしくていいなぁと、産んで育てて良かったなぁと、

勝手に感激してしまいました



王子が19日を引越しの日に選んだのは何故だろう...

なんでわざわざ私の誕生日の日を選んだのかと、

少し残念な気持ちでモヤモヤしていたのですが、

高校生くらいになってから言ってくれなくなった誕生日おめでとうという言葉を、

会社から帰って直ぐに、笑顔で私に伝えてくれました



その時、だからこの日にしようって王子が決心したんだなって気づきました



王子は王子なりに色々考えていて、

いざじゃあこれで行くねっていう時に、

あの、今までお世話になりました...

ワガママばかり言って、たくさん迷惑かけて、だけどありがとう...

感極まって泣きださんばかりの王子が、まるで小さな子どものように見えて、

愛おしくて、切なくて、でも成長したんだなって実感もあって、

ここは笑顔で送り出さなきゃと、

つられて泣くもんかと、

王様も私も第1王子が見えなくなるまで、とびきりの笑顔で見送りました



19日と20日は、まるで入れ替わりのような、

亡母と王子が私を通過していくような、

見えない繋がりを感じる2日間でしたキラキラ



亡母の部屋にあった、幼い4兄弟が揃って笑顔で写っている写真を見た時、

私ってお母さんなんだなと...

亡母はお祖母ちゃんなんだなと...

おかあさんっていう存在ってすごいんだなと、

おかあさんになれた自分は幸せだなって思いました



亡母が私に込めていた思いも、

私自身がなんとなく理解できる年頃になったこともあり、

遺品整理しながら、色んなことを振り返りました



あの時はこうしたら良かったのかな...とか、

なんであんなこと言われたんだろう...とか、

なんであんなこと言っちゃったんだろう...とか、

もう、封印していたはずの思い出まで蘇ってきて、

もしかしたら王子たちも時が来たら今の私みたいに、

色んなことを振り返る時が訪れるんだろうなと、

そんなことを感じました



振り返らずにバサバサと私の遺品を整理する事もあり得ますけどね



仕事をお休みした2日間は、今年一番の意味ある深い2日間だと思っています



私には息子しか居ないし、

もしもの時に彼らが困らないように、

自分の終わりに向けて、身辺整理しなくちゃと、

亡母の遺品を整理していて痛感しました



こう感じるのも、私が名実ともにおかあさんである証拠です





長々と最後までお読み頂き、ありがとうございました