She’s got style.(She has style.)

 

「彼女にはスタイルがある」

 

という褒め言葉があります。

 

 

日本ではあまり馴染みがない褒め言葉かもしれません。

 

 

「スタイル」という言葉も、あまりに多岐に使われていて、

今ひとつ掴みどころがない言葉でもあります。

 

 

「Style」を直訳すると、型、流儀、様式といったところでしょうか。

 

 

「型」があるということは、

認識しやすく、他と区別しやすいということ。

 

つまり、際立っているということです。

 

 

また「流儀」「様式」にはルールがあります。

 

つまり、その人なりのルール、ポリシーが明確だということです。

 

 

さらに「style」には、「品が良い」という意味もあります。

 

(「have no style」で「品がない」)

 

 

 

まとめると、

 

ファッション(服装、髪型など)に、その人なりの「型」がある。

 

考え方に、その人なりの流儀がある。

 

態度、物腰に品がある。

 

 

なんだか、とても素敵な人ですよね。

 

 

97才のファッション・アイコン、

アイリス・アプフェルは若い頃、こんなことを言われたそうです。

 

「あなたは美人じゃない。でもそんなこと気にしなくていい。

 もっと良いものを持ってるから。あなたにはスタイルがある。」

 

彼女のドキュメンタリー映画の中で語っています。

この映画、2016年に日本でも公開され、かなり話題になりました。

 

 

彼女の場合、「ルールにとらわれない」というのがルールなんですね。

 

見ていて、清々しい気分になりました。

 

卓越したセンスは言うまでもありませんが、

自分の中にルールが確立していると、

こんなにも迷いがなくなるんですね。

 

 

目指すは「スタイルのある人」です。

 

 

 

 

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