Happiness is a Warm Gun -2ページ目

Happiness is a Warm Gun

色々のんびりと綴るかも。

このところ異様に忙しくしばらくお休みしておりました...って前回の記事も「忙しくて云々」とかいう書き出しだし!俺ダサいなー(笑)

そんな繁忙期間にも北海道に行ったりしておりました。先週までいた北海道は気温10度程度だったんですが東京のこの暑さは一体何事か?まあもうすぐ6月なんですよね。一番苦手な季節ですホント。気温が1度上がるごとにテンションは1度下がります。だって交通機関やビルもまだ冷房いれてなかったりするし。6月。いやまだ5月だけど。


昔うさぎを飼っていました。うさぎは暑さに弱いんです。うさぎは発汗による体温調節ができないんですよ。気温と湿度が高くなると体温が下がりにくくなり、元気がなくなったり、食欲がなくなったり、ということが起こりやすくなります。


暑くなるとうさぎは水をたくさん飲んだり耳からの放熱で体温調節を行うそうです。耳からの放熱ですよ。考えてみてください。耳が熱いんですよ。超かわいそうじゃないですか。夏にベッドの中で冷たい部分を探したりしますよね。それみたいな事を耳でやるんですよ。音楽とか聴く気にもなりませんよねきっと。こっちは放熱してんだからって。当時はそんな事知らなかったので、つかキョウ、マジうるさいからって思ってたのかも知れないよね。俺、もしかすると君の放熱の邪魔してたのかも知れない。ゴメンね。


俺も頑張って放熱するわ(←何するんだろ



尾崎豊 "傷付けた人々へ" 
放熱で思い出しただけです。懐ッ!


Happiness is a Warm Gun

最近本当に忙しくて他愛のない日記すらなかなか書けませんでしたよ。忙しい以外にも色々と悩みはあったりなかったりでして。


3月、4月は人事のシーズンというわけで、我が陣営もやれ配属やら異動やらが飛び交いました。俺も今回ね、こりゃもしかしたら北海道に転勤かも!っていうある意味人生の局面?をひそかに迎えていたわけです。いやさ、まああと10年、いや5年若かったら別にどこだろうがそれなりに楽しみながら行ける自信はあります。いや、ありました?でもオーバー30歳を迎えてからというもの、それは俺の人生どうなっちゃうの?っていう自問が頭から離れなくなってしまうわけですよ。友人も1人もいない、自分の思い出もたいしてない土地へ行くっていうのはそれなりに覚悟がいるわけです。なんというか、確固たる自分というものがしっかりしていればそんな事はないんでしょうけどね。いや俺は自分で言うのも何ですが、それなりに趣味趣向は確固たるものがあると自負しています。ただ、それって良くも悪くも自己満足の領域を出ないわけで。自己満足はすごく大切な事だとも思いますが、それだけで成り立つかと言うとそうはいかず、そもそも自己満足なんて他者の存在があってはじめて成り立つ事がままあるわけで。そう思うと、それこそオーバー30で結婚していないという事の弱さってこういう部分なのかなと思いました。「捨てるものがない」なんて強さがあるかと言うと、いやいやいくらでもありますよ捨てたくないもの。


そんなこんなで内心ビクビクしながら3月を生きていたのです。ビクビクっていう程でもないですけど、心を殺して仕事に没頭しているというか、単に忙しくて忙殺されているのか。結果から言うと、とりあえずは転勤は無しのようです。ただ半年後には分からない。まあそれ言い出したら明日の事なんて誰も分からないわけですけど。別にネガティブな意味ではなく(苦笑)


ただ今回あらためて思うのは、やっぱナイフを突き付けられてからでないと人って本気で物事を考えることがなかなか難しいんだなと。思い出しました。そうは言っても常に考え続けていたらオーバーヒートしちゃうだろうしね。基本マッタリで、たまにシリアスで行くしかないよなーと。バランスなんて都合のいい言葉でまとめないでもがいてこそ人間だと信じたいところ。


写真は千歳空港にて翼の雪を溶かしている飛行機くんです。今日は東京も雪でしたねー。

昼前に携帯が鳴って起こされる。「会社かなぁ...」と思ってとるとNTTの人だ。そういえば今日、光回線を引く工事の下見にきてもらう日だったのをすっかり忘れていました。

「お約束の時間より早いのですが、あと30分ほどでおうかがいしてもよろしいでしょうか」

遅い時間に来られるよりも良いと思い承諾。顔を洗ったりしている間、土曜だし早く仕事を終わらせると早く帰れたりするんだろうか、とか考えている。こっちは全然構わないのだけど、こういう物の考え方をするようになってしまったのはいつからだろう。

工事の下見って一体何やるんだろうと思ってたんですが、電話回線のジャックにケーブルをさして、外とつながるかを確かめている模様。ガリガリガリガリとやっていたのですが何かでつっかえてしまったらしく、外に見に行ったり中に入ってきたりしているうちに困惑顔で申し出られた。

「あの...すみません。外部の配電盤がたくさんあってどこに繋がっているかわからないので、このケーブルをこう、出し入れしてもらってよろしいでしょうか?外からわかったら引っ張りますので」

まあこっちは全然構わないのだけど。「あ、はい」と言ってケーブルを出したり入れたりしました。出したり入れたりってなんだかなぁ...


思ったより早く目覚たので、コーヒーを淹れてぼんやりバンクーバーオリンピックを眺める。つかさ、カーリングの選手すげー可愛くないか?名前忘れましたけど。日本選手のかけ声は部活っぽい感じがしましたけど、イギリスの選手とかさすがはハードロックを生んだ国ですよ。シャウトが完全にデスボイスだからね。しかも1人美人の選手がいたんですけど、その子もデスボイス。「このファッキンガム宮殿ガァッ!クソファック!!」みたいな対訳が出てもおかしくない感じ。


カーリングにも飽きた頃、明日から北海道だと思いだす。適当に準備をして、サイドゴアブーツを磨く。雪積もってるとブーツの方が良いんですよ。側面から雪が入らないので。ついでに他の靴も磨く。自分の靴を磨いているとなぜか落ち着きます。人によってはきっと、ジャガイモの革をむいたり、テーブルを拭いたりとか、人それぞれそういう瞬間ってあるんじゃないかと思います。キレイな奥さんなんかがいる場合は、奥さまが靴を磨いてくれるって人もいるかも知れませんが、これを読んでいる暇を持て余したそこのジェンツ!靴磨きは良いですよ。あなたのワイフはきっと、まるっと全体的に磨いてくれると思いますが、自分の靴の革のどこのしわが気になっているかなんて自分にしか分からないんですから。足元を見ると、歩くクセでどこが擦り減っているかも分かるし。足元を見つめる行為は自分の生き方のクセをも浮きぼりにします(大げさ)。

そうそう、明日は仕事無いんですけどね。明後日の朝から動くため前日入りをするわけです。明日の夕食は札幌で美味いものでも食おう。例えば牡蠣とかさ。実はさっきTVで牡蠣のグラタンみたいなの作ってる番組やってて無性に牡蠣が食いたくなったのです。岩塩をまぶした牡蠣を、こう野性味あふれる感じでジュルっと頂いてだな、傍には石灰質を感じさせるアルザスの白を置いて、交互にやっていくわけだ。白はリースリングがいいなぁ...妄想するだけでヨダレでますね。

そういえば札幌に行くときは、いつもなんとなく村上春樹さんの小説に出てくる札幌の「いるかホテル」を探してみるのですが、当然見つかるわけもなく。まあ仮にあったとしても「楽天トラベル」とかには登録してないわな(笑)




Blow Monkeys "Digging Your Scene"