浅見帆帆子さんの次に、私が出会って衝撃を受けたスピ本は、
越智啓子先生の本と、ワイス博士の本だった
越智啓子先生は、東京女子医大卒のエリート精神科医なのだが、
向精神薬を一切使わず、パワーストーン、アロマ、ヴォイスヒーリング、
そして前世を観て、
精神疾病を治療する珍しい医師

ワイス博士は、催眠術を使って、患者から前世の記憶を引き出して
今の人生では説明の付かない恐怖感や精神疾病を、
前世に理由があることを明らかにする治療

どちらも、実際に起きた話を本に書いているのだが、
それが本当にすごい
水への恐怖心が消えない患者さんが、
催眠療法を通して、過去生で何度も水の事故でなくなっていることが原因だと分かったり、
どうしても愛せない兄弟や親が、
過去生で敵同士だったことがわかったり…
ワイス博士が特にすごいと思うのは、
前世が●●だった、と誰かに言われるのではなくて、
退行催眠によって、患者本人が過去生にいって、
自分の過去生を自分が実際に観る、ということ
だから納得できるんだよね
自分でも退行睡眠ができるように、
ワイス博士のナレーションの入ったCD付きの本も売ってますので(もちろん日本語翻訳つき)
ご興味おありの方はぜひ
しかし、前世とか過去生とか言うと、
なんでもかんでも前世のせいにするのはおかしい、
前世を理由にしたら、
すべてを前世のせいにすることができてしまう
その前世が本当に正しいのかは、誰にも分からないことなのに…
嘘くさい
確証がとれない以上、前世とか過去生とか言うのはやめるべき!!
って主張する人たちもいる
確かにそれも一理あるなぁ、と私も思う
ほんとにその前世が正しいのか、証明するすべはないからね
でも、嘘か本当かを論じる前に、
輪廻転生のメリットはやっぱり大きくて、
少なくとも物事をもっと広い視野で見られるようになる
ということが挙げられると思う
本当にショックなことがあって、抜け出せないとき、
俯瞰して見ろ、そうすれば楽になる
とよく言うが、
実際、その出来事の真っ最中だと、
もう自分の心の傷が痛くて痛くて、
とても俯瞰することなんてできない
だけど、前世関連の本を読むと、
なんか、ふわ~っと、自然に俯瞰して観ることが出来て
心がラクになるんだよね
そして、自分の努力だけではどうにもできないこと
(結婚とか不妊とか)
でいろいろともがいていたけど、
すべてを受け入れよう、
なるようになる、
いつか、自分にとってのベストな方向に進んでいくよ
って、思えるようになる
そしてその後、
日本での前世療法の第一人者?という言い方をしていいのか分からないが
飯田史彦教授の本を拝読
飯田教授は、山形大学の経済経営額類の教授
ご自分の不思議な体験をもとに、
生まれ変わりについてを、科学的に論証している
人生に絶望して生きる希望を失った人や自殺を考えている人が、
人は生まれ変わっている、ということを知って、
生まれ変わりが生きがいとなって心が癒されていく過程は、
何度読んでも、涙があふれる
科学的な語り口は、
従来のスピ本を苦手とする人たちをも引き寄せ、
日本で170万部を超えるベストセラーとなった
私も国立大学だったから分かるのだけど、
国立大学の教授と言う立場でこの本を書くことが、
いかに大変だったことか…
これらの本を読んで、私は、ようやく
この世の中には、
自分ではどうしようもできないことがある
なにか大きな力が働いている
っていうことを、
だんだんと納得するようになった
そして、起こる出来事に悲しんだり苦しんだりするのではなくて、
その出来事を単に受け入れればいいんだな
って、思うようになった
そう、自分に必要なものなら、
欲しいものでも、欲しくないものでも、
それはいつかやってくる
そして、これらの本を読んで、私は初めて、ものすごい幸福感を感じることができた
この幸福感をなんて言い表せばいいのだろうか
宇宙とつながっている感じ
私は、肯定されているという強い安心感…
それはもう、体験した方にしか分からないものすごい快感
ワイス博士や山川ご夫妻によると、
この幸福感は誰でも感じることが出来るのだそう
さて、
私がスピにはまるきっかけとなった失恋した彼ですが、
ダレルハラダさんのリーディングで、
その彼のことを
スピの道に入るきっかけをくれた人
って言われた
そのときは、まだ彼のことが好きだったから、
彼との別れが定まっていたような言い方に対して、
納得できない気持ちがあったのだけど
今は、そのとおりだなぁって思うし
彼に感謝している
で、結局、
スピリチュアルって
目に見えない精神世界のもの、って単にいう人もいるがそれだけではなくて
心穏やかに、他人にやさしくすることが、
自分に返ってくること、
なのかなぁって、今の私は思っている
心穏やかに過ごすこと、なかなか難しいけどね