次朝Mちゃんの授業のあと、昼過ぎまで時間があいていたので、Yに電話をした。

Mちゃんが夕方に家にくる話、その他Mちゃんの愚痴等。


YとMちゃんは二人とも競うかのように、私の家に来たがった。

もちろん授業ありきの話ではあるけど。


合格を決め、授業がすでに終わっていたが、Yが時間あるなら、家に遊びに行っていい?と聞いてきた。

おいしいラーメンあるから、じゃぁそれ出すわ、と快諾した。


昨日のことがありながら、やはり長年生徒として家に気軽に来ていたため、なんのためらいもなかった。


来るというので、軽く片付けして、待っていると、いつもと変わらない様子でYは来た。

食事をしたあと、Yは、なんだか落ち着かない様子だった。

どうしたん?


と聞くと、


先生疲れてるねんよな?

あーまぁね、


マッサージしてあげるから、寝といたら?


いやいや、本当に大丈夫、

なんていいつつ、実際休みもなく、授業が詰まっている私にとってそれはありがたい提案でもあった。


寝室にいき、横たわり、彼は普通にマッサージをしてくれていた。

一時間ぐらい。。


疲れた。。そして、Yは疲れた
と、何気にいい、私の側に横たわった。

当然のことのように、キスをし、いつの間にか彼を受け入れてしまっている自分がそこにいた。

二人の関係はこの日から大きく変わってしまった。

正しかったのだろうか、恋をしないまま、生きることと、恋をしていても、つらい日々、今の時点では、恋をしないままでも、仕事が充実して、それに生きている、ときめきはなくとも、その方がよかった、と思う。

楽しいときは、そう長くは続かないものだから。

しかも、こんなに年齢も離れているのだから、と思う。

辛くても、今後もう二度とないだろう最後の恋に、すがるしかない自分が悲しい。

今、この瞬間に戻れたとしても、愚かな私は同じ選択肢を選んでしまっていただろうと考えると、人としての心の弱さが、ひたすら悲しく思える。
変わることができたら、どんなにいいだろう。
すっぱり割りきることができてたら、どんなに気持ちが楽であっただろう。
振り返っていると、心が苦しく、とても悲しい。