秋色の季節(とき)

リンドウの花の色が好きだって
あなたの背中が好きだって
言ったじゃ無いあの秋に あの時に
河原の風の中 ギターを弾いて
歌ったじゃない あの秋に あの時に
時は流れ時は去っても
紫の花が咲くたび 何故か
今も聞こえる秋色のギターのおと
叶わない恋だから
行き先の無い旅だから
だからだから
河原ススキの穂がゆれて
今も消えない紫のとき
覚えていますか 秋色のギターのおと
心だけはいつでも自由に
解き放たれた時をめぐる
不自由な垣根を飛び越えて
秋色の季節(とき)
リンドウの花の色が好きだって
あなたの背中が好きだって
言ったじゃ無い あの秋に あの時に


   もどかしいほどに

季語を並べて 言葉をあやつる
あなたへ伝えたくて
想いを綴りたくて
湧き出してくる 溢れ出す想いを
もどかしくキーを打つ
今もまだ情熱って言葉が
不似合いじゃないですか
イムジン河を渡る鳥の様に
時を超え 風に逆らい
溢れ出る想いを文字に
五七五では足りなくて
夜のとばりも短すぎて
もどかしくキーを打つ
遅すぎるってことは無いよね
時を超え 風に逆らい
あなたへ伝えたくて
想いをつづりたくて
もどかしくキーを打つ


   恋まみれ

わたし きづいちゃったの
四六時中恋しているってことに
食事の支度していても
心ときめくの
文字をならべ 言葉をあやつり
ステキな場面を織り上げる
胸は弾み心は空を駆け巡る
わたし きづいちゃったの
四六時中恋しているってことに
野原を散歩していても
鳥の声さえ今は
五線譜に踊らせたくて
ステキな世界を夢見て
足音軽く 高原の少女の様に
あら 虫が鳴いてる
虫たちも恋の季節なのね
与謝野晶子か俵マチちゃん
毎日毎日恋をして 
毎日毎日楽しくて 何もかもが愛おしい
日々の全てが愛おしい


3編 私のメロディは浮かんでいますが、
違う感性での作曲も楽しみで いかが?