我が家は、学童代わりに塾に入れ、息子も中学受験するお友達が多いから受験をする気になったという形で、小学5年生から中学受験勉強に足を踏み入れました。
その時点では、十分な覚悟も、確固とした理想もありませんでした。
選択肢は多い方がいいという程度だったと思います。
5年生の間は、「塾の授業をきちんと受ける」という最低限のこともなかなか出来ず、毎回のように遅刻をし、宿題も不十分、復習は全く行わないという状況でした。
もちろん、成績も伸びず、低空飛行をキープしており、特に積み上げが重要な理科・社会は壊滅的で、模試では常に最下位層のポジションでした。
塾は近いという理由で早稲アカにしましたが、とても面倒見が良く、息子のような底辺の生徒にもここまでして下さり、本当に感謝しています。
早稲アカが息子に合っていたというのが、奇跡を生んだ一つの大きな要因だと考えています。
私と夫が中学受験に本気になったのは、5年生の終盤です。
息子のようなタイプは、面倒見の良い私立に入れた方が伸びるのではないかと、早稲アカに通わせる中で痛感したからです。
残念ながら、小学校では良い先生に巡り合えず、底辺の息子は放置されていました。
もちろん、息子にも大いに非があるのですが、早稲アカのように個別に対応してくれるようなことはありませんでした。
6年生になると、お友達が迎えに来てくれるようになったこともあり、遅刻は無くなり、10分前には塾に着くことが当たり前になってきました。
また、親に促されて復習や宿題もやるようになりました。
私たち親も(主には夫が)、今まで以上に、復習や宿題の管理をするようになりました。
本人はというと、受験はしたい、でも好きなこともしたい、というまだまだ幼い状態でした。
それでも、親に言われてではあるものの、やるべきことはやるようになり、5年生の時と比べると大きく成長しました。
けれども、成績は低位安定で、12月の最後の模試も残念ながら振るわず、偏差値は50を切り、第1志望校の合格可能性は初めて20%未満となってしまいました。
息子にスイッチが入ったのは、冬期講習からです。
1回目の入試(第2志望校)が冬期講習の終盤に予定されていたことで、ようやく火が付いたのだと思います。
男の子は1月から伸びる、という話も聞いていましたが、まさに息子はそのタイプでした。
特に苦手だった理科・社会は劇的に出来るようになり、社会に至っては得点源にもなり得るレベルまで伸びてきました。
そして1回目の入試の結果が予想よりも良い形で終わったことで、自信が付いたようです。
親から見るとまだまだ足りないレベルではありましたが、言われなくても宿題や復習をするようになったことは大きな前進です。
親としては、空いた時間に苦手克服をがんばる、という姿勢も欲しかったのですが、そこまでは至らず・・・。
それでも、息子なりにがんばったと思っています。
1月は塾の合間を縫って、第1志望校の過去問に取り組み始めました。
始める時期は、相対的に遅かったと思います。
でも、これより前にチャレンジしても、あまり出来ずに自信を失うだけだったと思います。
そして迎えた2回目の入試が2月1日の第1志望校でした。
息子の過去3回の模試の結果の平均偏差値が51、第2志望校の80%偏差値が55、第1志望校の80%偏差値が60前後。
第1志望校の合格は本人も親も塾の先生も信じられませんでした。
実力が十分だったとは思えないので縁があったということだと思います。
中学受験にチャレンジして、第1志望校の合格を得られたことはもちろん嬉しいのですが、それよりも、その過程で息子が息子なりに成長したこと、そして、自信を得られたことを何よりも嬉しく思っています。
私も夫も息子も、中学受験をして、心から良かったと思います。
小学校では落ちこぼれの息子が、ここまで来ることができたということで、誰か1人でも参考にしていただけると嬉しいです。
おわり
