ここでは書けないことがいろいろありすぎて、このブログは休止状態でした。久々の更新です。

 

取り急ぎの近況報告です。

 

5月に地元のCommunity Collegeを卒業して、他州の大学院でABAを勉強することになりました。

入学が認められたのが3日前で、明日から授業が始まります。

100%Onlineのプログラムなのに、システムの設定が間に合わず、授業の登録が少し遅れそうです。

アメリカ生活に慣れてしまったので、こういう土壇場のバタバタも、「どうにかなるや」と軽く考えられるようになりました。

 

7月から仕事が3つになって、この夏は大変でした。子供相手のABAセラピスト、大人相手のスキルトレーナー、グループホームの介護職、この3つをやって、仕事上のバランスはうまく取れていたんですけれど、週70時間弱の勤務になってしまい、家のことはほぼ放ったらかし状態でした。これから勉強も加わるので、最も不安定なABAセラピストの仕事を辞めることにしました。しばらくは残り二つの仕事を続けるつもりです。

 

昨年夏から英語の勉強を兼ねて積極的にTVドラマを観はじめました。コメディー、法廷モノ、医療モノを試しても、どれも今イチで、これ!っていうドラマが見つからなかったんですが、"Parenthood"(2010-2015, NBC)はまさに子持ちの私にピッタリのドラマでした!

(『ペアレントフッド』『子育て』『英会話』でググると他の方がこのドラマについてpostしたブログにヒットするかと。)

個人的に、自分が子供として育った家族にほとんど良い思い出がないので、こういうドラマを観るのは自虐的だし、「家族はどんなことがあっても助け合うんだ」みたいなウソ臭さには多少辟易するとはいえ、それでもこのドラマは見る価値があると思います。お勧めです。

 

理由1)子供の前で使える/使えないフレーズが多少わかる

一般的にアメリカのドラマではFワードに始まり"piss off"や"suck"がやたら出て来るけれど、それは小学生以下の子供の前で親が使わない、、、というシーンが出てきます。私は数年前に主人に"shut up"を子供に対して使うなとたしなめられたんですが、shut upが使える場面なんて誰も教えてくれなかったよーー。でも、このドラマでやっぱりそういうシーンが出て来て、深く納得。日常生活で使うことばもたくさん学べます。

 

理由2)アスペルガーの診断を持つ息子が出てくる

演出がかなり極端ではあるんですが、ASDの子供を持つ親としては、この設定は非常に興味深いです。Behavior TherapistやIEP、Special Needsに特化したCharter Schoolの話など、いろいろ考えさせられます。

確かシーズン5では、大人になって自分がアスペルガーと知るキャラクターも出てきます。

 

理由3)アメリカの家族/文化の多様性が見える

離婚、片親、養子、大学進学、リタイヤメント、レイオフ、起業、妊娠、中絶、学校のイベント、、"This is Us"も似た路線ですが、Parenthoodの方がはるかに幅広くアメリカを知ることができます。

 

6月半ばからABAセラピストとして働き始めたものの、クライアントの病気やらDr.アポイントメントやらよくわからない理由のキャンセルが多くてやる気が減退気味です。この6週間の出席率50%、クライアントがキャンセルした場合は私に給与が入らないので、当然私の稼ぎも半分。私の給料を大学院の授業料に充てようと思っていたけれど、こんな調子では大学院の高額な授業料はとても工面できそうにない、、、しかも、私はこういう予定通りに事が進まない状況が苦手。すべて準備して自分はReadyなのに、セッションが始まる1時間前、ひどいときには5分前にキャンセルと言われると、がっかりとうんざりとため息しか出ず、、、クライアントは3歳児、しかもこれが初めての親とのseperationなので病気もわけのわからない直前キャンセルも、ある程度は予想できたことではあるんだけれど。

しばらくこの状態を続けて、どうしてもこういう働き方が自分の性に合わないようであれば、違う待遇の会社を探すか学校の仕事を見つけた方がいいかなと思ってます。うーーーん、現実は厳しい。