昨日公開されたこの作品を、今朝1番の会で鑑賞。
今年9月から始まった「仮面ライダーガッチャード」の世界と
8月まで放送されていた「仮面ライダーギーツ」の世界を融合させ、
ガッチャードの世界の生物「ケミー」が「ギーツ」の世界を含んで
展開される物語となっている。
「ガッチャード」の世界では、主人公の一ノ瀬宝太郎が
ふとしたことから母親の珠美と喧嘩となり、家を飛び出してしまう。
一方、ギーツの世界では、英寿たちの前に滅亡したはずのジャマトが現れ、
最強のケミー、クロスウィザードによって仲間たちがケミーに変えられてしまう。
そして、ギーツケミーという謎の生物も現れる。
物語を練り込む時間が足りなかったか?
ガッチャードの世界とギーツの世界がうまく絡み合う…という展開は
見られなかったけど、逆にそれぞれの世界をたっぷり見せることで
おそらくメイン鑑賞者である子供が飽きることはないだろう。
ラスボスが20年ぶりの本宮泰風さんだったりして、
以前と同様、この人は変身しない方が強く見えるんだよなぁ。
感動したのは、クライマックスでギーツを庇って深傷を負った
ギーツケミーの正体が分かった時。
そこで愛玩動物を使うとは卑怯だぞ、と思いつつも、
やはり泣いてしまった。
ストーリーよりは、画面の迫力で魅せた作品、と思う。