結婚してから29年、仲人をやってくれた親戚に、
必ずお中元とお歳暮を送っている。
「流石にもういいよ」と言ってくれるんだけど、送るのやめた途端に
何かありそうで、未だに続けているんだよねぇ。
いつもの通り、都電荒川線の町屋駅前停留所を降りて少し北に向かったところにある
「北村園」でコーヒーの詰め合わせを買ったところ、福引券をくれた。
しかも今回は、もらった数で福引を1回引け、福引所がすぐ近くにあるそうで、
ものは試しと並んでみた。
待っている間、聞き慣れたチャンチキ音が聞こえてきた。
音の鳴る方を見たら…サンタクロースの格好をしたチンドン屋!
昭和の時代に終わった職業と思っていたけど、
さすが荒川区町屋、懐かしいなぁ。
昔は時代劇の格好をしていたけど今回はサンタ、
楽器も、リードはクラリネットが主流なのに対してアルトサックス。
そして吹いているのが女性と、令和のチンドン屋は随分変わるなぁ。
演奏していた曲は「タッチ」とか「ギザギザハートの子守唄」とか
懐かしいものが多くてびっくり。
「ギザギザー」は、イントロからメロディまでちゃんとサックスが担当し、
「お、上手いじゃない」と声を上げちゃった。
またどこかで会えるといいな、令和のチンドン屋さん。