教育アドバイザー小百合です。
みなさんの、お子様は勉強しますか？
受験をひかえているお子様は否応なくするのでしょうが、、、
今わたしが引き受けている小学３年生の男の子。
この子は小さい頃から某有名塾に通い、その頃はいろいろと年齢にそぐわない知識も身に付き、順調と思われていました。
ところが２年生のころに異変が。
嫌いになってしまいました、勉強。
今はひどいものです。
プリントの間違い直しをするのには、答えをうつす。
親が勉強をさせようとすると反抗する。
自主勉強だけにとどまらず学校の宿題さえもしなくなりました。
ここで困ったのは親です。
今まで、小さい頃からがんばったのに、、、なんで、、、
って気持ちがどこかにあるのでしょうね。
そのような子どもの態度が許せません。
私に言わせると、反抗しながらも、毎日３枚程度のプリントは自主勉強としてこなしている。
３年生なのに、毎日、土日関係なくがんばっている、そこを評価してあげないいと、子どもはいつまでも反抗を続けると思います。
一番大切なのは、大人になって、もしくは何らかの事情でそれより早く、自分の力で生きていけるようになる力をつけることです。
目先のことにとらわれていてはお互いに不幸です。
ちょっとズルして勉強する。
これもその子の生きる力のひとつかもしれません。
いま、その子はズルをしないといけないぐらい追い込まれているのかもしれないのです。
親となると、目に見える成果を期待し、無理も言います。
それって、自分の思い通りにしたいという考えが垣間見れます。
少し余裕を子どもに与えてあげてほしいと思います。
褒めてそだてるばかりではだめなこともあると思います。
でも、ほめられて嫌な思いをするお子様はいないと思います。
おだておだて、何よりも親子関係がよくなれば、すべてのことが良い方向に進むと思います。
