Q 口を開けば文句ばかり言っている上司。上手くやっていくにはどうしたらいいですか?





A それはね、その人の感情に踊らされないこと!!


Q 踊らされない?
A そう。
だってね、考えてみて。いちいちそんなんにつきあっていたら身体がいくつあっても身が持ちません。

人のやり方は受け入れられないって事でしょ。
その自分に苛ついている。

と言うことは、こちらがどうこうできるレベルの問題ではないってこと。

Q でも、それは私が仕事が出来ないからだと思うんですけど。

A 本当にそうかしら。

もちろんね、こうあって欲しいとか、こうあったらいいと言う事はあると思うのね。

でも、みんながみんなその理想型に収まるとは考えづらい話しなの。

十人十色、百人百色よ!

私が言っている事が正解なの。だから私に合わせなさい。あなたは不正確よ。

口にさえ出さないけど、そう言う事だと思うのね。あなただけじゃない。保護者にもそれは伝わっていると思うわ。

そうすると何が起こるかわかる?

Q なんですか?

A その先生が発しているのと同じ分だけ反発が返ってくる。
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作用反作用の法則  ニュートンの運動の第三法則

〜小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)〜引用
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と同じで相手も同じようにその保育士に対して難癖をつけてくる。

Q 確かに!見た事あります。お互いがけんけんがくがくとしていました。

A 良くある事。

だって、自分の事を受け入れてくれない人だからね。

自分の話しを聴いて欲しければ、先ずは相手の話しを聴く。これはとても大事な事。

ここで勘違いをしやすいのが相手の話しを聴く事と、相手の意見を聴き入れる事は違うってこと。

あくまでも一度受け止める。それがとても重要。

その上でならアドバイスも注意も聴く事ができる。相手は聴きいれる「耳」を持つ事ができる。

とても簡単な事だけど、「先生」という立場の人は自分の考えをしっかりと持っているので、自分が正しいと思いがち。

人から意見されたり、諭されたりする事が余り好きじゃないかもね。

まぁ、反面教師として自分の事も効果測定してあげるといいかもね。

もちろんご多忙に漏れず私もそこは意識して振り返る様にしています。

人の感情に踊らされないこと。と共に、人に感情を撒き散らさないこと!!

そんな事を知る経験になったと思います。
また何かあったらいつでもどうぞ。

Q ジョーナさん、ありがとうございました。
時々振り返りながら仕事していきたいと思います。

明日からモヤモヤせずに仕事が出来そうな気がします。

A 少しずつね。
一気に変えようとすると反作用がくるからね(笑)