うちの地区には中学校が2つある。
当時(長男が入学する頃)、その狭間に住んでいる人達はどちらの中学校に行くのかを選ぶ事が出来た。

例えば友達。
仲のいい友達がいる方を選ぶ。

それはありなんじゃないかな。子供の意思でそれを選ぶのならね。

良くあるのは、評判で決める人。

人の気持ちの中には、特に女性の意見の中には、個人的感情論が多く含まれる。

あの先生嫌い!から、あの学校は良くない!にまで簡単に発展してしまう。

下手をするとあの先生を辞めさせる!まで発展する昨今。

感情論はそこまで大きなことになるって事実。

人には、いいところも悪いところもある。
人には合う合わないものある。
人には得意な事と苦手な事がある。

そんな表と裏を合わせてマルッと人なのに、自分の都合のいいところでしか評価しない。

片手落ち。

もしも自分の子供がそんな評価をされたら、きっと怒ると思うの。

いいところだけ見ましょう!なんて綺麗事は言わない。言わないけれど、少し後ろにさがって俯瞰して両方みたらいいと思う。

そして何より体の中の空気を一度全部吐き出して、一旦心を鎮めて、

それからゆっくり見回したらいい。

感情は外側からの要因で決まる事だから、

そうじゃなく、

自分の肚の

一番深いところで、

自分の目で、耳で、心で、感じて見て欲しい。

一時の感情じゃなく、本質をみる心を持って。

結局何が言いたいかって言うと、自分の目、耳、心を日頃から磨いて、そこで物事を判断出来る人になったらいいのではないかな!って言うこと。

決して流されないでね。

私はいつも私の目、耳、心で決めてる。

子供達はいつも本当に
いい先生に恵まれる。
いい担任に恵まれる。

疑問があれば聴くし、
質問があればするし、
何より分からないことがあったら先輩お母さんに聴くし、

それを一緒に経験まっただ中のママ仲間に聴くから、ただの好き嫌いで文句ばかり言い合う井戸端会議になってしまう。

聴くのは自分の肚ん中。

それでもわからなければ、そこを通り過ぎた先輩お母さんに聴いてみる。

だって歩いたことある道だから経験値が違うのよ。

して欲しくないことは、ただの噂話や風評で決めないでねってこと。

人が感情で選んだことは、それが違ってたなって思った途端に人のせいにしてしまうから。

三年間、お兄ちゃんを入れると六年間、いい面も悪い面もみんなマルッと見た時に、やっぱりここで良かったな!って心から思う。

心からそう思える学校でした。

そうそう、

親が先に道を整え過ぎるとね、
自ら立ち向かい乗り越える力を発揮出来なくなってしまうからそこも考えてみてね。

その事に関しては、また今度お話ししますね。
今日はこの辺で。