「第1章  katsuさんとの出会い」

私が私を取り戻せたのは、いつくらいだろう。

元々、超自由人で「やらないで後悔するのは嫌!やってみてから考えればいい」

こんな調子で生きてきた。

そうだ、

長男を生んで少ししてからだ。

気づいたら「守り」に入っていた。

怖いもの知らずで無鉄砲で考える前にやってしまう私が、

考えて、

保留なんかも作り始めていた。

保留なんてありえなかった。

そして、辛いものが食べられなくなっていた。

家庭を持って、子どもを生んだらこんなもんなのかな…

そんな風に辻褄を合わせていた。

何かをやれば強みで上手くいってしまうことも、相変わらず多かった。

でも、

どこかで違和感を感じていた。

騙し騙し…そんな言葉が近いかも。

騙し騙し進んでいった。



ある時、ひょんな事からSNSで気にかかっていたkatsuさんの話題になった。


ハングアウトというシステムを使って毎週金曜日に生ライブ配信をやっていた。

あの頃はまだフェイスブックでもライブ配信がなかったから楽しみに見てくれる人もいた。

3人でやっていた。
岡村由香子ちゃんとあさみりえちゃんと3人でやっていた。

主に私の担当は、ゲストに出演をお願いすること。  

簡単だった。とにかくかなりの確率で出演してもらえた。

その日岡村由香子ちゃんからkatsuさんの名前があがった。みりえちゃんも気になっていたので呼びたいと言っていた。

由香子ちゃんは会社経営者なのでとてもキチンとしていた。

当時由香子ちゃんだけがkatsuさんと知り合いだったので、どんな風にお声をかけようか頭を巡らせていた。

んー、じゃあ、近いうちに私からお話ししてみるよ!と由香子ちゃんが言ってくれた時には、すでにメッセージを送った後だった。
 
とーーーーっくのとうに、見ず知らずのkatsuさんに出演依頼を送った後だった。 

なぁーんだ!知っていたんだ、ジョーナさん!

嫌、知らないし、初めて。

2人が笑っていたのはいうまでもない。

katsuさんは…

もちろん、こんな宇宙人の依頼を気持ち良く快諾してくれていた。

当日のハングアウトの放送後、ひょんな事から由香子さんに会いに行かれないなら、横浜に呼んじゃえばいいんじゃない?と、言われ

そーか!と思い。

その場で予定を決めていた。
{D8D63FA3-A6CB-46B5-994E-68A85D1A2B18}

{D15276C6-5CC1-441D-8E6A-751B1F0A6923}