若い頃は人一倍ジャッジをしていました。

 
好き嫌いも激しく、世の中白か黒しかなかった、笑。
 
やっぱり子どもを生んでからかなぁ…
 
いや、幼稚園の先生になってからかなぁ。
 
 
保護者の方々がとにかく素晴らしい方ばかりで、
半人前の私の背中をそっと支えてくれていた(ガッツリかな?笑)
 
失敗や前のめり、そんな全てを許して、私らしくいることを良しとしてくださっていた。
 
 
大きくなった子ども達をみているとよくわかる。
 
人を許し、ありのままを受け止められるとこんな大人になるんだなって。
 
本当にいい子たちばかり。
 
 
家族も、仕事も、社会も、仲間も大事にしながら日々を生きている。
 
私はそんな保護者や子どもたちに育ててもらった。
 
 
高校の時、先輩が言った、『なおみ、今してもらっていることは俺たちに返すんじゃなくて、次の新しい人たちにしてもらったことと同じことをしてあげればいいんだ!今は、素直に受け取るだけでいい。』
 
これは私の中で今も流れ続けるフレーズ。
 
だから今私は、沢山のお母さんたちを、そして子どもたちを応援する。
 
 
そうやってバトンみたいに繋げていかれたら世界は幸せになる。
 
 
遥か昔の高校生の時に何気なく言われた言葉が今も鮮明に私の心に息衝いている。
 
これからもずーっと、ありのままの相手を受け止め続けよう。
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絵本
ISBN:
9784265053636
作:
アンデルセン
絵:
西巻 茅子
訳:
竹下 文子
出版社:
岩崎書店
発行日:
2004年07月