子どもは何のために生まれてきたのか?

 
少なくとも親の支配のために生まれてきたのではないと思う。
 
たぶんこう言うと、そんな事は百も承知です!と抗議のコメントがあるでしょう。
 
でも、そこをあえて言う理由。
 
そういう様子が目につく事が多いからです!
 
実はその逆も然り。
子どもに気を使いすぎる親。これも最近すごく気になります。
 
何人かの方に聞いてみました。
すると答えはこうでした。
子どもに嫌われたくないから。
子どもが親を嫌う⁈
気を使えば嫌われない⁈
 
むしろ私は逆だとら思います。
 
自分を信頼し、自分らしく生きていたら、子どもはそれを嫌ったりしない!
 
もっと自分に自信持って欲しいなぁ。
 
本題に戻します。
「親の支配」について。
 
そもそも親って何?
 
たまたま先に生まれて来て、
 
だから赤ちゃんで生まれて来たあなたたちのお世話はする。
 
でも、だからって「自分の所有物ではない!」
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
ここだよね。
 
いつの間にか自分の言う事を聞かせようとしてしまう。
 
こんな構図が良く見られる。
 
親だけに限らず大人も同じかも…
 
電車の中では、昔子どもだった大人たちが子どものグズる声に舌打ちをする。
 
お母さんたちは冷や汗をかきながら子どもを泣き止ませようと、騒がせないようにと、
 
焦り、
 
それがやがて怒りに変わる。
 
『バァ~』の一声でもかけてあげる大人はいないの?
 
先人とはそんなものなの?
 
いじめはだめだって言っているのに、
 
そこにある空気はまるで密室での大人のいじめだよ
 
白い目で見て、
 
うるせーなーとキレ、
 
そこにも支配を強く感じてしまう。
 
自分の思い通りに動かしたい感満載。
 
北風と太陽と一緒だよ。ムリにやろうとすればするほど、泣き叫ぶ。
 
そをなもんだよ。
 
どうしたいのか?よくよく耳を傾けて聞いて受け止めてみたらどうかな。
 
共感してみたらどうかな。
 
1人の人として、尊厳を守る。
自分の思い通りにしようとしないで欲しい。
 
それはいつか本当に子どもとの信頼関係を無くすことになってしまうから。
{4FC8805D-F793-43B3-B9B9-B53787B440B1:01}
絵本
ISBN:
9784082590116
作:
立原 えりか
絵:
三井小夜子
出版社:
集英社
発行日:
1993年