今朝は大学病院に行くために準備をしながらテレビを見ていました。

 今日も東日本大震災のその後をやっていました。両親を失った兄弟(7歳と9歳の男の子)、5年前に取材したスタッフに無邪気に肩車をせがむ兄弟・・・。5年が経ち12歳と14歳になっていました。おばあさんと仮設住宅に暮らしているようです。震災後両親のことはあまり口にしなかった二人。5年目を取材した同じスタッフに弟の方は肩車をせがみました。彼らのお父さんがよく肩車をしてくれたようです。兄弟2人で愚痴もこぼさず頑張ってきたようです。もちろんおばあさんや近所の方たちの支えもあったでしょう。素直に育っていました。何もいわなくても通じ合える兄弟の絆を感じました。

同じ男の子二人を育てた私は朝から号泣。私の息子たちも同じ2歳違い、海外でも日本に帰ってきてからも小・中・高とずっと一緒で、辛い時はかばい合い、助け合い、いろんなことを乗り越えてきました。そして大学で別々の道に進んで、弟は銀行に就職したものの3年で辞めて兄と会社を一緒にしています。私たち親でも入り込めない兄弟の絆があります。何があっても乗り越えていく絆が・・。

 朝から被災者の彼ら兄弟を見ながら、きっと彼らも兄弟の強い絆で結ばれ、どんな苦難も乗り越えていくだろう・・そうあって欲しいと願いながら涙がとめどもなく流れてお出かけ前に困ってしまいました( p_q)。


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 今日は6分早い電車に乗っただけでいつもよりずっと早く血液検査、診察、薬局が済みました。本当にラッキー。駅まで走って、階段も駆け上りました。トレーニングのおかげですね(笑)。結果も寛解状態で良好(≡^∇^≡)。

 妹と待ち合わせて軽くランチをして映画を見ました。ブログのお友達のSanchanさんお奨めの映画はTOHO系で残念ながら近くで上映していなかったので、メリル・ストリープ主演の「幸せをつかむ歌」を見ました。実の母娘競演で話題の映画です。5日に公開されたばかりなので詳細は控えますが、メリル・ストリープが65歳を過ぎてロックを生声で歌っている・・・それに感動し関心しましたし、元気をもらいました。映画「マンマ・ミーア」の時も歌っていましたが、今回はロック歌手の役です。スゴイ・・としか言いようがありません。

 実の母娘は確かに似ているようなやっぱり少し違うような・・微妙でした。アメリカの現代の問題をひとつの家族に全部詰め込んだような映画でしたが、それぞれがハッピーエンドで気持ちのいい映画でした(言葉遣いが悪く、メリル・ストリープがとても品がなくて・・・笑)。父親役は(ケビン・クライン)、恋人役もグラミー歌手のリック・スプリングフィールド・・どちらも素敵でした。

 娘や家族との絆を取り戻すための主題歌で、メリル・ストリープが歌うオリジナル曲「Cold One」は、とてもいい歌でした。


*予告編の映像はYouTubeからお借りしました。


 このところ、テレビで辛い映像を見ては涙がでて気が重い毎日でしたが、いい気分転換になりました。昨日も1日忙しかったのに付き合ってくれた妹に感謝です。妹とはまた映画みようね・・と約束してわかれました。1日おでかけで少々疲れましたが、とてもいい日でした。★