先週、妹と邦画を観ました。夫のお見舞いの合間に(シャワーをしたりしている間に)話題の『セカンド・バージン』を観たのですが、原作も読んでいなかったし、TVドラマも観ていなかったので真っ白な気持ちで観ることができました。
 ただの年の差恋愛物語と言ってしまえばそれだけですが、17歳年下の男性を愛する45歳の女性を演じる鈴木京香の姿は美しいけれど年齢を隠せない悲しさがとても辛く感じました。
 話題になったTVドラマとは少し違って、映画はマレーシアで二人が再会する所から始まります。その時に事件に巻き込まれ相手の男性(長谷川博己)が重症を負います。
 その彼を看病しながら知り合った頃を思い出すという設定になっていますが、マレーシアの雰囲気がとてもストーリーにマッチしていました。結末は…ネタバレになるのでナイショ(笑)。
 長谷川博己がトーク番組に出たのを偶々観ましたが、彼は映画の中で映える人だと思いました。これからが楽しみな俳優さんですね。
 脚本は大石静さんなので安心してみることが出来ました。女性には共感できる部分もあるし、そんな勇気はないと思う部分もあるし、何となく辛い映画でもありました。
 何より一番心に響いたのはエンディングで流れる倖田來未が歌う「愛を止めないで」。ひとつひとつのフレーズがとても心に沁みてよかったです。
 これもやはり女性向けの映画ではないでしょうか?自分に当てはめると(当てはめてはいけませんよね…笑)、息子がいる身には17歳年下の男性を愛するなんて、残念ながら?ありえないストーリーだと思いました。

「愛を止めないで」作詞;倖田來未

時の流れは無常で
あなたと私を引き離す
愛を何度 叫んでも
思い出だけは
置き去りのまま

心の闇に気付けなかった自分が
いつまで経っても許せない
お願い助けて
心が崩れて苦しい

誰よりもずっと 誰よりもずっと
愛してる あなたごと 全部
送り続ける 揺るぎない愛を全て
愛を止めないで
もう一度だけ もう一度だけ
遅すぎない 出会いをください
愛しい人よ いつまでも笑顔のまま
愛を止めないで
お願い 愛を止めないで
           (シングルCDより抜粋)★