今日、細切れにみたワイドショーではどれも斉藤佑樹投手の入寮の様子を流していましたね。その様子を見ていてふたつ思い出しました。
 ひとつはもう10年以上前になると思いますが、沖縄の那覇空港で乗るはずの東京行きの飛行機がエンジンの故障で6時間以上遅れたことがありました。その時にキャンプを終えた日ハムの吉田監督以下、金村投手、金子誠選手…外人のスター選手(名前は忘れてしまいました)など大勢の選手が同じ所で待っていました。待ち時間が長くなるにつれみんなと打ち解けて仲良くなり、一緒に記念写真を撮ったりしました。やっと別の航空会社の飛行機等に分散して乗って帰ることができましたが、飛行機が遅れたお陰で楽しい時間を過ごしました。その後暫く日ハムのファンになっていましたが、今はまた巨人一筋に戻りました(笑)。その時までは選手名も余り知らないし、その場で知ったという状況でしたが、それが新庄選手や、ダルビッシュ投手や、それこそ斉藤投手だったら…なんてミーハーなことを思いました(*^▽^*)。
 そしてもうひとつは友人の息子さんが阪神に入団した時のことです。彼はドラフト5位でしたが、当時ドラフト1位のスター選手と入寮が一緒だったのですが、その時にドラフト1位の選手の所にはスポンサーがたくさん付いて、お布団から電化製品までたくさんの差し入れがあったそうです。でもドラフト5位の彼のところには何もなく、お布団も自前でその時点でプロ社会の厳しさ、そしてそこから先の事が見えた…と言っていました。彼は入団当時こそ話題にもなり頑張っていましたが、当時の監督に気に入られず、余り登板するチャンスにも恵まれず10年くらいで引退しました。今は全く別の世界で頑張っていますが、彼のように大成せずに挫折していった人がプロの世界にはどれだけいるのでしょうね。野球に限らずプロの世界は才能・努力・運…どれが欠けても続けていけない厳しい世界なのでしょうね。
 今日、斉藤投手の入寮の様子を見ていて、そんなことをふと思い浮かべました。★