水曜日夜から来ていた長男父子がさっき帰って行きました。明日は次男一家が遊びに来ます。兄弟もお嫁さんたちも仲がいいので、一緒にあわせて来たり、時には別々に来たり色々ですが、次男に子供が出来てからは子供次第なので今回は少しずれました。

 長男と次男は子供の時からとても仲が良くて、中・高も長男が行った学校に次男も頑張って行きました。性格は、長男は子供の時は腕白でしたが、中高は少しシャイで女学生に良くもてました(笑)。大学でも大学院でも良く勉強し、努力家・読書家でしたが、今は良き家庭人であると共に、とても母親思いです。
 次男は子供の頃は宇宙人的で発想が面白く、大人になったらどうなるんだろう?とちょっと心配と期待をしました。大学時代はロックバンドのボーカルで余り勉強をしたような形跡がありませんでしたが、要領がいいのか銀行に就職し、結局は落ち着き心優しい大人になりました(笑)。こちらは女学生というより、お友達のお母さんたちやご近所の方たちに息子にしたいNo.1なんて言われていました(本人は不満だったかも知れませせんが…笑)。
 二人は幼少の時に海外で育ったせいか、お互いの名前を呼び捨てです。「お兄ちゃん…」って呼んだのは聞いたことがありません。
 長男が会社を始めたら、さっさと3年で銀行を辞め兄の片腕として今一緒に仕事をしています。長男はクリエイティブな方に強く、次男は数字に強いのでお互いにうまく行っているのかも知れません。
 私は兄弟が一緒に会社をすることにはすごく心配していました。「親亀こけたら子亀、孫亀みなこけた…」と言うように、会社が潰れたら、「兄亀・弟亀…みなこけた…」って言うのを連想してしまうからです(笑)。でも彼らの努力と、周りの方たちの温かい応援で、この不況の中協力して頑張っているようです。
 そんな彼らがそれぞれ男の子の父親になり、親の大変さを知り、仕事に置いては父親の偉大さを知り(子供の頃は不在がちの父親は影が薄かったのですが、社会人になって一緒に飲んだり、カラオケしたり、食事をしていました)やっと理解しあったようです。
 そんな兄弟は毎日会社で顔を合わせても飽きもせず、お互いを認め合い、結婚して子供が出来ても変わらぬ兄弟愛?で結ばれています。それはお嫁さんたちがその事を認めて、お嫁さん同士も仲が良いからだと感謝しています。まだまだ若い二人です。この先長いのでこれからも変わらず、切磋琢磨して、会社を良くして行って欲しいと願っています。それが家族の幸せに繋がるからです。
 今日帰った息子、明日来る息子たちの事を考えていたら、色んな思いが湧いてきました。★