この時期、子供英語教室の高学年クラスと中学生クラスではオリジナルの教材を殆ど終了しているので、OXFORDの“American STREAMLINE DEPARTURES”の中から生徒の興味を持ちそうなSkitをピックアップして何回も聴いて、読んで、そしてQ&Aなどをしています。小学生には“What's your name(job)?”“My daddy can do everything”など身近なものを使って、できるだけ発話させるようにしていますが、この教材だと置き換えることで会話が進んでいくので、生徒も楽しんで発話しています。
 中学生はもう少しハードルを上げて、“Can you help me?”,“Going to the movies”,“Where were you yesterday?”等のところを楽しんでいます。この教材のSkitからヒントを得て自分に置き換えて、自分について話すところまで、できるようにしようという事です。自分の言葉で自分の意見や自分のことについて話すことはとても難しいのですが、出来る範囲で意思を伝えればいい…とアドヴァイスすると、不思議とみんな頑張って付いてきます。

 先日の中学生のレッスンで「オリンピックの國母選手の服装についてどう思う?」って質問を投げかけてみたら、賛否に分かれてDebateのようになり、完璧ではないし、時々日本語も混じったりするのですが、とても楽しい時間になりました。
 「先生はどう思う?」って質問されて、ちょっと答えに困ってしまいました。個人的にはバッシングすることに対して、感心しないなぁ…という気持ちもあるのですが、生徒への教育上はやはり「ファッションもT.P.Oを考えて」と言わざるを得ないのでちょっと苦しいところでした(笑)。今年度もあとひと月余り…できるだけたくさんの英語に触れて、自信をもってそれぞれに進級して欲しいと願っています。★