いろんな方がブログにフォニックスについて書いていらっしゃいますが、私の英語教室でもずっとフォニックスを導入しています。
 出会いは20数年前松香洋子さんのフォニックスの講習を受けてからです。「子供の英語はリズムから…」と言うお話を聞いて、なるほど…と思いそれ以来実践しています。
 もともと“PHONICS”は“PHONETICS”(音声学)から来たもので、音と文字の一致を目的としたものです。
 例えばフォニックスを学んでおくと、初見で単語や文章が読めたり、音を聞いて単語や文章を書くことが出来たりします。残念ながら100%はカバーしていませんが、かなりの事が出来ます。
 私の教室では生徒が文字に興味を持ち始めた時期(4-5歳)から下の写真のカードを使って(講習を聞いたときに買ったものでが、今はもっとカラフルで綺麗なものが出ています) チャンツ(一定のリズムで歌のように繰り返す)のようにして覚えてもらっています。
 フォニックスではアルファベットをエイ・ビー・シーと発音せず、ェア・ブ・ク・ドゥ(日本語で発音を書くのはとても難しいです)と発音します。
 例えば“A says a,a,apple.”“B says b,b,bear.”“C says c,c,cow.”…と26文字を絵を見ながら毎週リズミカルに繰り返すのです。上手く言えるようになったら、少しずつ長い文章にトライして行きます。何年か繰り返すうちに音と文字が一致し発音もきれい、初見で文章が読める等…色んな効果が出てきます。
 ウォーミングアップの一環として続けています。フォニックスには“Magic e”(cut+e=cute、pip+e=pipe…etc.、間の母音がalphabetical soundになる)など面白い法則もあります。
 私の時代はハードカバーの本でしたが、今はソフトカバーも出ているようなので、松香洋子さんの「英語好きですか」やCD付きの「フォニックスってなんですか?」を参考にされると良いと思います。
 私も皆さんと同じように、フォニックスは児童英語教育には欠かせないものだと思っています。★ 

ザ★教育ママ-子どもたちに英会話の楽しさを伝えたい-