英語教室の中学生のレッスンは色んなテーマのリスニングと、そのテーマについて自分の意見を自分なりの言葉で述べる…と言うレッスンが中心です。
 原則、中学校の英語の授業とは一線を引いて、勉強という感じのレッスンはしていませんが、生徒は小学校の時のようにゲームで盛り上がることが少なくなったことを嘆きます。
 特に学校でこの時期いろいろ詰め込みの授業で、疲れた頭では中々集中できません。そんな時に生徒が楽しみにしているゲームがあります。
 一般的には“Spella”と言うゲームですが、教室ではこれを元に、ルールは自分たちで少し変えたりして楽しんでいます。
 先ず、クラスの生徒の人数にもよりますが、アルファベットのカードを二組くらい作り、母音のカードは各5枚~7枚くらい多めに作ります。最初は各自に17枚ずつカードを配り残りは重ねておきます。
 そして手持ちのカードを使って3文字以上の単語や文章を作ります。単語は文字数が多いものがポイントが多くもらえるし、文章で作ったらボーナスポイントがもらえます。この時期はクリスマスに関する単語を作るとこれもボーナスポイントの対象になります。使ったアルファベットの枚数だけ場から補充します。
 手持ちのカードで単語などが作れなくなったらゲームオーバーです。残ったカードは減点の対象になります。
 いかに有効に手持ちのアルファベットを使って、文字や文章を作るかを競います。
 短時間で出来て盛り上がり、気分転換をして後半の通常レッスンに戻ります。
 文章に書くとわかりにくいかもしれませんが、簡単なゲームで、頭も使うしポイントの付け方によって思った以上に楽しめます。わかりにくい方はYahooなどで本来の“Spella”を検索して参考にしてくださいね。そして自分のクラスにあった形を工夫して遊んで見みて下さい。★