おかあちゃん ごめんね

おかあちゃん　今日も暑いよ。

おかあちゃん　ごめんね。
「見にくいな。メガネ型の拡大鏡を買うかな。」って言っていたのに　私は止めた。
今になって　ぼつぼつ私も欲しいと思う。
あの時　何で注文してあげなかったんだろう。
おかあちゃんを　もっと理解してあげなかった事　ごめんね。
私は　毎日　ごめんねな事を思い出す。

おかあちゃん　糖尿病の検査に毎日　血液をとった。指先に　バチッンと針を刺す。痛いのを我慢してくれた。
おかあちゃん　今は　腕に大きめのバチッンをしておくと　24時間スマホみたいなのをかざすと計れる。
お風呂も入れるんだって。可哀想だったね。
ありがとう。私の為に頑張ってくれた。
ごめんね。何もしてあげられなかった。

おかあちゃん　私のように信心も信仰心もないのに　いつもおかあちゃんに会えると思う。
今から　会った時に　何を話そうとか　何をしようとか考える。
おかあちゃん　楽しみだよ。いっぱいいっぱい話そうね。

今日のおっぱい
傷口の回りは　本当に柔らかくなった。
硬い日も多くある。
癒着は無くならない。回りが柔らかくなれば身体も動きやすくなるだろう。
挫けそうになるけど　頑張らないと。

おかあちゃん　ありがとう　好き好き好き好き好きだよ　愛しているよ
これからも　ズーとズーとズーとズーとズーと一緒だよ　よろしくね

ワン子が水を飲む。