がん患者が混合診療を訴えた。保険の適用されない診療を受けると、保険診療が適用されていたものも適用が認められず全額負担となる。裁判所はこの訴えを認めた。が、国は認めないとして公訴する。私は、これを前からおかしいと感じていた。
がん患者に限らず保険はきかないがこの治療が効果的だと思えばそれを試したいと思うのは不思議なことではない。むしろ当り前だと思う。保険がきくものはそのままにしてほしい。それなら少し無理をしても治療を受けられる。病気になったら保険治療だけで患者にいいと思われる治療をガマンせよと国は言うのか。
お金のあるものだけがいい治療を受けられるのは医療の格差ではないか。
これこそ国は考えてもらいたい。


http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20071109i204-yol.html