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昨日は、オンラインでの定例サロンを開催しました。
3月の時点では感染も落ち着いていたので、4月は対面サロンで検討していましたが、因幡堂さまが4/1からホールで、非公開文化財特別公開(有料)を開催されるということで、5月からでお願いしておりましたが、予想以上の感染拡大に早々にオンラインのみで決定しててよかった。
因幡堂さまの特別公開も4/12~5/5まで休止になり、5/6~5/16まで開催予定ということですが、5/12のサロンにはがっつり開催中ということで・・・。相談のうえ、早々に決めたいと思います。
(因幡堂さまのfacebookページはこちら)
さて昨日は、私は個別相談の担当だったので、会の前半はわからないのですが、2グループに分けてお話していたようです。
6人くらいずつだったので、聞いたり話したりしやすかったのではないかなと思います。
治療中の方も継続して参加してくださるので、どんどん回復に向かっていくプロセスを共有することで、皆が目に見える回復を一緒に喜んでいます。
参加されるみんなが優しい~
元気をもらえます。
話は変わりますが、
何度か参加されている方は笑顔が多いですが、初めて参加される方は、自信を無くしておられることが多いように思います。
(今回のサロンのことではなく)
がんを経験して、出来なくなったことに目を向けてしまいがち。
でも、今できないことが全てではないことに気がついて下さい
これは心理学で「認知の歪み」と指摘されています。
「がんになって○○が出来なくなった = がんになって、いろんなことができなくなってしまった」
と、一部が全部のように一般化してしまう事です。
そうではなく、
「がんになって○○が出来なくなったけど、それ以外はできていることもたくさんある」
と、できていないことは一部で、すべてでは無いことに気付くことが大事。
たとえば、2~3回同じ様な事が続くと、「いつもそうだ!」と思うのも実は間違い。
「彼女と会う時、いつも雨だ」と思っても、数えると以外に少ないもんです。
野球の一流バッターでよく打つと言われても『3割』ですから。10打席で7回はアウトですからねー
まあ、ポジティブな思い込みは幸せかもしれませんが、周りが見えない自分ルールの思い込みには要注意です。
私も治療後は、自分の仕事のミスの多さに「以前の自分より劣化した」と感じ、とても落ち込んでいました。もう、うつ状態
今振り返って、その時はできなくて当たり前だったんだって納得できます。
だって、がんの治療って本当に苛酷だもん。
そりゃ、色んなことができないわけだよ。
そこで「あたりまえだよ」って言ってくれる人がいないと、自分を責めてしまう。自信を失ってしまう。孤独って怖い。
たしかに体は完璧に元通りになるわけではないけれど、治療後の体に慣れるにしたがい、マイナスを補う知恵や、能力を発揮できるタイミングやコツをつかみ、安定して働く事が出来るようになります。
ひとりではそこに気付くまで時間がかかるけど、色んな人の力をかりて、「ニューバージョンのモビルスーツ」の操縦方法を会得してほしいなと思います
特にマルチスキルが求められる仕事は、以前のように働けない自分に落ち込みやすいので、孤独に頑張らず、SOSを発信する勇気を
少しでも早く、自身を取り戻し、笑顔で毎日を歩んでほしいと心から願います。