今年の6月にオープンしました和久傳の森。

オープンから約3カ月後の10月6日。

来場者が１万人に達しました。

和久傳の森 http://www.wakuden.jp/mori/

経営者の桑村氏の、「故郷をなんとか元気にしたい」との思いが届き、建築家・安藤忠雄氏と、画家・安野光雅氏の協力のもと、故郷である京丹後市内に　「安野光雅館」と工房レストラン「MORI」が2017年6月23日にオープンしました。

安野光雅氏は、施設内のショップの包装紙やパッケージ、レストランのロゴやトイレのマークまでデザイン。

レストラン「MORI」の命名も、安野光雅氏で、イタリア語で「桑」の意味もあり、経営者の桑村氏の名前にも通じるものがあるそうです。

そして約9000坪の土地は、2007年から、生態学者で、地球環境戦略研究機関国際生態学センター長、横浜国立大学名誉教授の宮脇昭（みやわきあきら）氏の協力のもと、環境を整備してきました。

宮脇氏の考えでは、その土地本来の樹木を混ぜて植える混植密植で鎮守の森ができ、競争原理で生き残ったものが本物の木。その考えのもと、地元の人たちとともに苗木56種を延べ3万本、植えました。

その結果、1年で1メートル木が育ち、10年で大きな森ができました。

ショップ兼レストランの中は、和久傳の人気商品でもある和菓子のほか、安野光雅氏デザインの子ども向けTシャツや絵本、ステーショナリーなど、ついつい欲しくなってしまいそうなデザイン性の高いものが、美しく並べられています。

また、平日の午後にも関わらず、レストランの席も約8割が埋まっていて、笑顔のお客様の様子から、和久傳の森の人気がうかがえます。

和久傳の森 http://www.wakuden.jp/mori/

京丹後市観光協会HP　観光の情報が載っています

和久傳の森 ①