人生で、何度か占いに行った事がある。
転職活動を進めていて、内定を頂いた企業に
入社するかどうかの返答期限が迫っていた時の話。
当時、東京の大企業に勤めていたが、
やりがいを感じられていなかったこと、
また、家族の意向もあり、仕事を辞めて地元である北海道に戻るかどうかを悩んでいた。
東京での仕事は、建設現場に関わる仕事であり、
パワハラのような空気感もあったことで、
どちらの道に進むべきか迷っていた。
東京の建設仕事は、大手企業だけあって、
待遇や福利厚生が良いこと、
時間が経てば人が入れ替わり、職場環境も変わる。
北海道の仕事は、以前経験している職種で、
お金の面では落ちるが、やりたい仕事でもあった。
仕事が嫌になった日に、じっとしてられず、
当たると評判の占い師を調べて
仕事後にそのまま向かった。
半信半疑のような気持ちもあるが、何かの参考になればいいなと、話すだけでも気持ちの整理がつくということもある。
そこには女性の占い師がいて、
軽く挨拶をしたあとに、鑑定が始まった。
方言の訛りのような口調で、元気が良く物腰が柔らかい方だった。
始まったとたん、自分の気持ちや、性格をどんどん言い当てられている感じがした。
仕事については、
また北海道でやると思うよ。とのこと
北海道の開拓者、海というよりは、山などを切り開いていく、大きなものづくりに携わるような性質?ルーツ?がある。
北海道の仕事は、まさにダムや橋梁などに携わるまちづくりをするような仕事である。(職種については何も言っていない。笑)
話は、先祖や守ってくれてる人の話に移る。
父方の先祖のおじいちゃん(私は恐らく会った事がない)がついてくれていると。
そして、おばあちゃんも見てくれてると言われた。
今回占いにきたのは、
祖母に連れてこられたんだと言われた。
居ても立っても居られなくて、出てきたという感じ。
転職の背中を押すために出てきた。
もういい加減頑張ったから、北海道に戻れと。
嫁も東京で1人で寂しい思いをしてる。
そこで突然、
祖母が私の小さかった頃の映像を見せてくれてると言われた。
祖母とは幼い頃からよく遊んでもらっていて、印象の強い出来事だ。
小さい頃、よく遊んでました。と言おうとした途端、
涙が溢れてきた。
大好きだったおばあちゃんに久しぶりに会えたような嬉しさと、見てくれていたんだという気持ちと、感動と驚きと。不思議と涙が止まらなくなる。
よく分からないが、本当にこれはばあちゃんだな。と直感で感じた。
初対面の占い師のまえで、号泣していた。笑
占い師の方は、口コミの通りよく当たり、元気になる方だった。
自分がなんとなく描いてる未来や目標を、
言い当てられている感じだった。
私も、転職が正解かな。というのはなんとなく感じていた。
涙が止まらないまま、鑑定が終わった。
私には、霊感などはあまりない。
どの道が正しいかは分からないが、
ばあちゃんがくれた言葉の通り、
やりたい仕事と向き合っていきたいと思うきっかけになった。
以上、
誰かの参考になれば幸いです。