なんやとぉ!
なぜなら、消費税率の引き上げが
さらなるデフレスパイラル(景気悪化)を引き起こすからです。
現に1997年に3%から5%に引き上げた際には、
家計消費の減退や住宅投資の減少を招き、
それにより企業収益が悪化。
そして、人件費削減や設備投資の減少が、
さらなる家計消費の減退や住宅投資の減少を招き、
またしても人件費削減や設備投資の減少と、
見事にデフレスパイラルを引き起こしてしまいました。
しかも、景気悪化により
所得税・法人税が消費税の増加額以上に減少し、
1998年の国税収入は1996年と比較して、
2.7兆円も減少してしまいました。
また、消費税率アップによる景気悪化のため、
景気を下支えする(税収を保つ)には、
巨額の財政支出(公共投資等)をせざるを得ませんでした。
つまり、
消費税率を上げても税収は増えないどころか、
景気はさらに悪くなり、財政赤字もさらに拡大する!
やっぱり消費税率を上げることは
国益を損なうことにしかならないんですね。