昨日、NHKのニュースの後、付けっぱなしにしていたらこんな番組が始まりました。


「働かずに生きていく、fireを目指す人たちの本音」


興味がある内容だったから、食い気味で見てました(笑)


fireって最近よく聞きますよね。

一生困らないだけの資産を作ったら、早期退職とかして自由に暮らすっていう生き方。


確かにいいなって思う。


誰だってお金持ちになりたい、仕事に時間を縛られない生き方してみたいって一度は思うよね。


実は私、すでにプチ?fireみたいな生活を味わったことがあるんです。

3年くらい前に。


サロンやろうと一念発起して、17年勤めた会社を退職しました。


その後なんだかサロンをやる気がなくなってしまい、自分が一番なりたくなかったはずの専業主婦みたいな生活をしていました。


お金は夫が稼いできてくれてて、そこまでお金の心配がない。


会社を辞めてるから、平日の昼間は自分の好きなことができる。


自由だ〜!!って喜ぶはず。


なのに、なんか虚しかったんです。


定年退職した後の男性の気持ちが分かるような、やることがないこの寂しさ。


社会とも断絶されてしまったみたいな孤独な気分。


繋がってるのは家族だけ。


お金持ちになった人も一度は必ず通る道らしいです。


自由なはずなのに、虚しいみたいな。


お金持ちになった訳でもないのに、お金持ちの孤独感を先に味わってしまった…


お金が入り出したら最初は旅行に行ったり、高級な美味しいもの食べたり、好きな服買ったりと楽しめるんだけど、それを続けると飽きちゃうんだそう。


一通り好きなことやったしな、って。


そしたら人は社会や人に貢献したくなるんだそうです。


誰かの役に立ちたいってね。


だから、資産家とかは寄付したりするのかもしれない。

慈善事業とか。


なんか分かるような気がします。


自分が精神的にもお金もカツカツだったら、もちろんまずは自分を満たすのが先なんだけど、それが満たされてきたら、次は周りの人たちが幸せになれるよう動きたくなる。


社会貢献することで、生き甲斐とか、充実感を味わえるんだと思う。


人はやっぱり1人では生きていけない社会的な動物だからこそ、最終的には人と繋がって生きていくのが一番大事なんじゃないかと思います。



朝日のエネルギーってすごいパワーをもらえるよね。