それでは、私が35年間住宅営業をしてきて身につけた、『失敗しないマイホーム購入術』を説明します。
例えば、昔と違い近頃の病院は、診察の前に問診票を記入して、事前に患者の情報を把握します。
それと一緒で、私もマイホームを検討しているお客様に、独自に作成した『マイホーム問診票』という税込み年収や自己資金、現在借りているローンなど、なかなか初対面の人には非常に聞きにくい事柄を、あえて記入してもらうようにしています。
実は、この『マイホーム問診票』の聞き取り内容が後々、とても重要になってきます。
モデルハウスなどで営業マンと打ち合わせをして、建物はとても気に入っているのに、気がつけば大幅に予算オーバーしてしまったという事はよくある話です。
なぜそのような事が起こるかというと、
営業マンが打ち合わせの時に、お客様の資金の話はなかなか聞きにくいので、予算を充分に掴んでいないまま、お客様に話しやすい間取りの要望や設備の性能など、聞き取りやすい内容ばかりに終始して話が進んでしまうからです。
(あくまでも一部の営業マンであって、全ての営業マンではありません。優秀な営業マンもたくさんいます。ただ優秀な営業マンがあなた
の担当になるかどうかは運まかせ、ということです。)
私も若い頃は、お客様に年収や頭金などお金のことを聞く時は、「そんなこと話せるか！」と断られるのではないかと勝手に思い込み、話を聞いてもらいやすいプランの希望ばかりを聞いていました。
それで、予算を曖昧にしたまま打ち合わせが進んでいき、お客様もマイホームの夢ばかりが膨らんでしまった結果、予算を無視した見積書が出来上がり、最後の最後でべらぼうな資金計画書を提示して、こっぴどくお叱りを受けたり、、、と色々と失敗してきました。
その度に、どうしたらお客様の要望を聞きながら予算内で収まるような打ち合わせが出来るのだろうかと、色々考えて、改良を重ねて出来上がったのが、『マイホーム問診票』です。
その問診票をベースにして、お客様の資金の枠組み(①全体の予算の把握 ②自己資金 ③無理のない住宅ローン等)を掴むために、京里不動産オリジナルの『マイホーム予算シミュレーション表』が出来あがりました。
要するに、どんな家を建てたいかとか、どの方面の土地が欲しいとか、具体的な話に入る前に、お客様の生活レベルを落とさずにいくらローンが組めるのかを、シミュレーションすれば、「現在のあなたは、マイホームにかけられる予算は○○○○万円です。」と金額を提示することが出来るのです。
以上が「最初にするべき重要なこと」になります。
その予算を踏まえて、お客様の要望を取り入れつつ、私が新築住宅、中古住宅、マンションなど、お客様の条件に合ったマイホームを提案していきます。
この『マイホーム予算シミュレーション表』はお客様の税込み年収、自己資金、現時点での借入の有無など状況によってかなり違ってきますし、提案内容もお客様のマイホームに対する考え方や取り組み方によっても変わってきます。
初めは、メールで打ち合わせをして、『マイホーム予算シミュレーション表』を作成していこうかと思いましたが、色々と検討した結果、メールでは的確なアドバイスが難しいと判断しました。
やはりお客様とは、個別相談という形で面談をして、『マイホーム予算シミュレーション表』を作成することにしました。
よって、お客様がご自身の『マイホーム予算シミュレーション表』作成の希望のある方は、私宛にメールをください。後日、折り返し返信させていただきます。
メールはこちらまで
E -mail: tsunetsugu@kyorifudousan.com
このブログをご覧になった方には無料にて『マイホーム予算シミュレーション表』(個別相談90分つき)を作成します。
ただし、お客様が不動産を検討しているエリアは今のところ、岡山県岡山市、広島県福山市、尾道市に限らせていただきます。
面談する場所は岡山市、福山市でお願いします。
以上のように、マイホームは「一生で一番大きな買い物」と言われるように、失敗すると大変なことになります。
そうならないように、このブログを参考にして、事前の準備をしっかりして後悔のないマイホーム作りをしていただければと思います。