kyongjaのきょうのできごと in 韓国 水原

kyongjaのきょうのできごと in 韓国 水原

2013年8月28日 韓国・全州での生活が始まりました。
語学堂、全州、生活、結婚など
見たもの聞いたもの感じたことを綴っていきたいと思います。
2015年9月21日 水原市の隣、ファソン市へ引っ越しました。

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ハッピースタートプログラムに参加してきました。


~ハッピースタートプログラムとは~

結婚移民ビザで初めて韓国に入国した結婚移民者のために、

韓国生活に必要な情報を提供するプログラム。


★☆★特典★☆★

講習を受けると外国人登録の際、在留期間1年となるところが 『2年』 与えられる。



○日時: 2014年3月27日(木) 14時から17時

      ※13時30分から外国人登録の申請をします。

地域によって開催日が異なるようですが、全州の場合は

毎月第2木曜と第4木曜に行っているようです。


○場所: 全州出入国管理事務所


○必要書類: 外国人女性のパスポート

         婚姻関係証明書

         住民登録謄本

         写真(3.5×4.5) ※外国人登録証用

         手数料 60000ウォン ※2014年から値上がりした模様


○ホームページから事前申し込みが必要

http://www.socinet.go.kr/soci/main/main.jsp?MENU_TYPE=S_TOP_SY

私は、1.5ヶ月前に予約しました。その時点では予約者1人でした。(私以外で)



~☆~☆~ プログラムの内容 ~☆~☆~

13時半 まずは、1階で外国人登録の申請用紙に必要事項を記入し、必要書類の全てを提出しました。

講習の間に処理するようです。

私のほかに、ベトナム女性が7,8人記入していました。


「提出したら、3階に行ってください。横の部屋に飲み物とお菓子があるのでご自由にどうぞ。」

と案内され、

3階に行ってみると

国別に席が用意され、パンフレットが置いてありました。




日本語訳つきのパンフレット

韓国語及び英語のレシピ本




参加者は、ベトナム10組、カンボジア2組、フィリピン2組、中国2組、日本1組でした。

事前情報で知っていたけど、ほとんどが親子ほどの年の差夫婦ばかりでした。

義母同伴や、子連れの夫婦もいました。

若いお嫁さんが異国の地で苦労しないことを密かに祈りつつ流れ星


講習時には通訳者がついてくださり、全州在住18年のT子さんに会いました。

韓流とか日韓ワールドカップとか言うもっと前から、結婚して韓国に住んでいるなんて

どれだけ不便で不安で苦労されたんだろうと思います。

すごく朗らかで親身で素敵な方でしたチューリップ赤


3人で「日本」のところに座っていると、担当者が旦那に「そこ中国の席だからつめてください」と。

つめるどころか余った椅子がなかった旦那は、自ら後ろの方から椅子を運んでくる始末。

っていうか、通訳者の席が用意されてないむかっ 夫婦分の席しか用意されてなかったんです。

今日が何回目の講習やねん~むかっ人数分用意できないもんかなぁと軽くイラッとしてしまいました。


まず、1時間目は警察署からのお話。

・交通ルール

・家庭内暴力 について

などなど

危険な目にあったら、電話しましょうと、通訳可能な電話番号を案内したり。

30分程で終わり、20分は出入国管理局からのビデオ上映。(入国から帰化するまでの手続きについて)


2時間目は、出入国管理局からのお話。

・出入国管理局の業務内容

・多文化センターについて

・ビザ、永住権、帰化について

重要なことは(私にとって)、永住権とるには継続2年以上韓国に滞在しないといけないということ。

途中で出国した場合、その期間を除いた2年以上滞在。

継続2年と聞いて、焦りましたが、(実家に帰りたいですもんね)

出国したからといって、カウントがゼロになるわけではないそうです。


ただし、一度出国してしまうと、必要書類が多くなるそう。

また、手数料が20万ウォン!!と高い (以前は5万ウォン)※出国の有無関係無し。



休憩時間に、T子さんが色々とお話ししてくださり、特に

義両親宅にてお盆や旧正月を過ごすのは初めは本当にきつかったと。

義母さんは長男の嫁であるT子さんにばかり家事をさせ、義妹2人には何もさせず、

そこに嫁に行った義姉が帰ってきてまた料理を作ったり。

日本と違う文化に戸惑い、なんで私ばかり??と思ったそう。

頭ではわかっていても、心では理解できなった、と。


そして、家族そろってワイワイしている姿を見て、ここ(韓国)には帰りたいと思っても

私には帰る実家がないと寂しくなったそうです。


そんな話を聞きながら、目がうるうるしてきました目

姉がたくさんいる旦那の環境と少し似ていて

義両親宅に行ったときの事を思い出し、

家族たくさん集まって、甥姪のちびっ子たちもたくさんいて、楽しいのだけど、日本にいる姪っ子を思い出し寂しくなったことを思い出したんです。

※幸運にも私は家事はそんなに(いや、全く)していない。。。


そして、旦那に

「義両親宅に行くことは本当に大変だから、行った後はお疲れ様って言って

やさしくして、おいしい物でも食べに連れて行ってあげないとダメだからね。」と。

そんな優しい言葉、誰も言ってくれなかったから、感激して

少し前からうるうるしていた目から涙がでてしまいました汗汗

涙腺が弱い時期だったので、結構涙が止まらなくて恥ずかしかったですしょぼん


なんとか、涙がとまったところで3時間目

ウソク大学看護学科?の女教授のお話。

・結婚生活 夫婦互いに思いやる

・老後30年のためにこれから30年が重要

・2人目の妊娠は計画的に

・健康管理について

などなど。

一番印象的だったのは、人間は加害した時より、被害を受けたことが記憶に残るという話の時、

今から20年程前、日本に留学していた時、日本人の医学生がアメリカ人の医学生に対して

暴言を吐いていた。理由は原爆のこと。アメリカのせいで日本は大きな被害を受けたと。

この例のように、韓国に被害を与えたことは忘れて、アメリカに被害を受けたことは覚えてるんですよー、と。

なんちゅう例、挙げてるねん~!!パンチ!

日本人が出席してるの知ってるのに、こんな話する大学教授が信じられなかったです。

多国籍の人の前で話す話として、もうちょっと違う例え話あるんちゃうかなぁって思いました。


おまけに、この教授、話しすぎて時間オーバー。中国のテーブルから、急かされて終わりましたシラー


もらったペンケースとペン


3時間の講習後

・パスポート

・ハッピースタート履修証

・在留許可申請確認書

・外国人登録事実証明(希望者のみ・2千ウォン)

を受け取り、

1階で指紋を取って修了です。


外国人登録証は、3週間ほどかかり、宅配便で送るとのことでした。

→1時半に申請したとき、直接とりに来ますと伝えておいたのに、宅配便で送ると言われ、

 よくわからないので、できた頃、電話で確認したほうがいいなと諦め。

 ここではよくある、人によって言うことが違うパターン。



全てが終わり、帰宅しました。


今後、全州でハッピースタートプログラムを申請する方に、少しでも参考になればと思い、UPしました。