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きょんジー・パウエルのThe Book Of Heavy Metal

メロハー、メロパワ、正統派メタルが大好きな某院生がおすすめのハードロック、へヴィメタルアルバムを紹介していくブログです!

色々紹介していきへヴィメタル本を完成させたいという思いで、ドリームイーヴルの3rdアルバムタイトルをブログ名に使いました(^_^)

2年振りに自分が買った今年発売された新譜の総括をしようと思います。

 

今年は14枚の新譜を買いましたので、ハードロック編とメタル編に分けたいと思います。 本日はハードロック編です。

 

① Sinner / Tequila Suicide

 

Tequila Suicide Tequila Suicide
 
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SinnerはPrimal FearのベーシストであるMat Sinnerのバンドです。 Primal Fearでは重厚なヘヴィメタルをやっていますが、Sinnerでは哀愁漂うメロディーが印象的なハードロックをやっていることが多いです(注:Sinnerでもヘヴィメタルをやっていた時期があります)。

 

バンドの大雑把な紹介はそこそこにして今回の新譜なのですが、いつも以上にThin Lizzy色が強く、哀愁漂うメロディー、ツインリードのハモりのオンパレードです。 3曲目のRoad To HellはBlack Star Ridersに入っていてもおかしくないんじゃないのと思う位Thin Lizzy臭がします(笑)。  そしてなんと2曲目のアルバムタイトル曲ではBlack Star RidersのRicky Warwickがゲスト参加しています。 この曲の2回目のサビとギターソロの間の繋ぎのギターフレーズがThin Lizzyの某曲のギターフレーズを彷彿とさせます。

 

今作で今までに無かった曲だなという曲を挙げるとするならば5曲目のBattle Hillになると思います。 この曲はGary MooreのWild Frontierに入っていそうな曲です。 今までThin Lizzy色の強い曲が多かったものの、Gary Mooreっぽい曲というのはSinnerでは初めて聴いた気がします。

 

 

 

レコーディングメンバーの大半はPrimal Fearのメンバーなので、Primal Fearは聴いたことあるけどSinnerは聴いたことが無い人やThin LizzyやGary Mooreが好きな人に是非聴いてもらいたいアルバムでした。

 

 

Pink Cream 69 / Headstrong

 

ヘッドストロング ヘッドストロング
3,456円
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Pink Cream 69といえば元々Helloweenのアンディ・デリスが在籍していたバンドというイメージが強い方も多いと思われますが、後任のDavid Readmanが在籍している期間の方が長いです。 そのDavid期のアルバムで好評(有名?)なのがElectrifiedです。 個人的に今回の新譜はそのElectrifiedを上回っていると思います。

 

1曲目のWe Bow To Noneはメタリックかつアップテンポの曲で掴みはOKです。 その後ギターリフがしっかりしていて、重心が低めの曲、バラード、哀愁を漂わすアップテンポの曲等が続いていき聴いていて飽きないです。 ランニングタイムが最近のアルバムでは比較的短い約45分で、長すぎないのも功を奏していると思います。

 

個人的には2曲目がお気に入りです。 メロハーと言われる類のものでも甘くてギターリフが弱いものはあまり気に入らないのですが、この曲のようなギターリフがしっかりとした曲は大好きです。 そして、サビのコーラス部分なんかはライブで拳を突き上げて歌いたい感じがします。

 

 

このアルバムはDavid期のピンクリを聴いたことが無い人やギターリフがしっかりとしたメロハーを聴きたい人に是非聴いてもらいたいアルバムです。

 

 

③ H.E.A.T / Into The Great Unknown

 

 

H.E.A.Tは元々北欧らしい美旋律なメロハーをやっていましたが、ボーカルが変わってからアリーナロック調やアメリカンハードロック調の曲が増えてきました。 そして、今回はなんと現代的なデジタル音が増えています。 これは賛否両論があると思われます。 H.E.A.Tの最近(ボーカル変更後)のアルバムはメロハーの中でも特にロックのダイナミックさを大事にしていたと個人的に感じていますが、このアルバムでは現代的なデジタル音を上手く消化し大衆性を得つつもロックのダイナミックさを失わなっていないと思うのです。 (元々の北欧メロハー路線も好きですが)個人的にはこの路線で進んでいくのもありかなと感じています。

 

Night Ranger / Don't Let Up

 

 

Night Rangerの最近のアルバム(Somewhere in California、High Road)が安定した良作だったので今作も安心して買えました。 内容はNight Ranger印の爽快なアメリカンハードロックで、第二の黄金期が来ているのかという位にメロディーが生き生きとしています。 今作からギターがジョエル・ホークストラからケリ・ケリーに交代していますが、いつも通りツインリードのハモりやギターソロでの熱いバトルが聴けます。

 

今作と最近のSomewhere in California、High Roadに違いがあるとすれば、大人なハードロックを感じさせるところです。  特に6曲目の(Won't Be Your) Fool Againはアメリカの酒場を感じさせるようなルーズな雰囲気は今までのNight Rangerの曲にはあまり無かったと思います。 また哀愁味のあるメロディーがやや増えたことも大人なハードロックを感じさせる要因かもしれません。 特に、3曲目のTruth、5曲目のアルバムタイトル曲の哀メロがツボに入りました。

 

 

 

Jorn / Life on Death Road

 

 

このアルバムを買った理由はAlex Beyrodt、Mat Sinner、Francesco JovinoというPrimal Fear組が参加しているからであり、Jornのアルバムを買うのは初めてです(笑)。 ヨルン・ランデに関しては勝手にディオの影響が強い人だと思っていたのですが、このアルバムを聴いたら実はデビカバっぽくもあるぞと感じました。 そしてギターもジョン・サイクスっぽさがあります…っということでこのアルバムはWhitesnake臭がする正統派ハードロックアルバムです。 Alex BeyrodtのプロジェクトバンドであるVoodoo Circle(Mat Sinnerも参加している)でもWhitesnake調の曲をやっているみたいなので、デビカバ風の歌声を出せるヨルン・ランデとジョン・サイクスの影響を受けているAlex Beyrodtの相性はかなりいいいです。

 

このアルバムでイチオシなのが、1曲目のアルバムタイトル曲です。 この曲ではガスGが客演しているのですが、Alex BeyrodtとガスGの熱いギターバトルは必見です!

 

 

 

Place Vendome / Close to the Sun

 

 

Place Vendomeは今までメロハー、産業ロック、AORあたりの音を出していたのですが、今作はメタリックな仕上がりになっています(メタルになったわけではありません)。 マイケル・キスクがHelloweenに期間限定で復帰するらしいですがそこらへんも少し関係があるのでしょうか…(笑) それはさておき今作はメタリックになったとはいえども、これまでのメロディアスさは維持されています。 それに加えて、Magnus Karlsson、ガスG、Mandy Meyer、Kai Hansen等がギターソロで客演して良質な楽曲に華を添えており今作の聴きどころの一つになっています。

 

 

 

ハードロックアルバムは上記の6枚を買いました。 枚数が分かりやすいように番号を書いただけであって気に入った順位ではありません。 大晦日にこの6枚からベスト3を選出したいと思います。 そちらはTwitterでの発表となります。 お楽しみに!