夫と公園や山などに行って植物を見ると、生薬となる植物をいろいろと教えてくれます。
もっと夫が日本語が上手だったら、「山を巡りながら生薬の材料を見るツアー」なんて言うのが出来るのに、といつも思います。

さて、先日マロンちゃんの散歩に家の近所にあるちょっと大きめな公園に行ってきました。
そこで、こういう植物を見ました。日本名は「ニシキギ」
枝に羽みたいなのがありますね!
この羽みたいのが生薬になります。
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生薬の名前は「鬼箭羽」

 

月経不順、消炎、鎮痛、鎮静に良いそうです。
でも、日本ではあまり使われていないみたいで、検索でも少ししかヒットしませんでした。

韓国では新芽をお茶にして飲みます。
韓国語で調べたら、こんな風に書いてありました。

「止血症、帯下、落胎、通乳、腹鎮痛、寸虫、腰蝨痛、子宮出血、婦人病、汚血をなくして血液循環を促進させて無月経や産後腹痛に効果があり手足が
しびれて痛い症状を治療して打撲損傷、リウマチ性関節炎などに活用する。
鬼箭羽は民間で胃癌、食道癌など各種癌に効果があるといって広く知られた
木で、鬼箭羽を煮詰めて長く服用して癌がより良かったという事例が
たまにあるので坑癌作用があると思われる。 
漢方や民間で産後止血薬、精神安定、女性の子宮出血、汚血をなくす薬で使う。 実を長く煮詰めて膏薬を作って皮膚病治療に使うこともした。 
また、血液循環を良くして汚れた血を解いて炎症をなくして精神を安定させる。」

入浴剤に夫がこの生薬を使うのを見て、ふとこの間言ってた木の事だ、と合点がいったので、記念に書きました^^