これまで私が出会ったヤバすぎるドライバーといえば…
挙動不審で乗車中何度もHow are you?と言ってくるおそらく何かメンタルに問題を持っている方、白タク営業車の方ですが…
今日のドライバーは、なんと!!
地図が読めない!
まずスマホを設置する場所が無いから片手でずっとスマホ持ってるんですよ…おじいちゃん、あぶないよ。ここどこ?とか聞いてくるし、カスタマーサービス?に電話して場所聞いてるし、ヤバイヤバイ。評価5.0だし、車はリンカーンでピカピカだし、最初はラッキーと思ったのに…。ま、たしかに飛ばしまくる人と比べたら、安全運転ではありましたが…。きっとハイカラなおじいちゃんなのね…。でも地図読めないくせにめっちゃ偉そうだった…ここどこだ?みたいな昭和のおじいちゃんみたいな聞き方ですよ…
行ったことある場所で良かったです…。
なお、帰りのドライバーさんは当たり。大当たり。ワシントンD.C.で裏道通って私の落し物探しに付き合ってくれた方くらい、いい方というか、とっても楽しかった!50分くらいずっとお喋りしてました。乗ってすぐわかるくらい、ウクライナ訛りの英語は得意です笑。あちら様も日本語訛りの英語はわかりやすいんだそうで…。お互いの名前に不思議な共通項があったりしてとっても楽しかったです!まさか名前の苦労を分かち合えるとは…。由来のことや発音のことなどとても興味深かったです。
そんな彼がこれまでで一番怖かったお客さんは、乗ってからHiに返事もせずにずっと祈り続けてたイスラム教っぽい人とのこと。きっとお祈りの時間にピッタリだったんですかね?話しかけたら五ドル札突きつけられて邪魔すんなと睨まれたそうです笑。一言も会話が成り立たないまま、ずーっとぶつぶつ言ってたんだとか…。それは怖い。車壊されるドライバーもいるし、ほんとお互い戦々恐々ですね。
こっちにいるからこそ体験できたことの1つに、面白いドライバーさんと沢山出会えたことが挙げられるかもしれません。総領事夫人は相変わらず厳しくも優しいし(でも自宅に誘ってくれるけどなんとなく二の足を踏んでしまう…なぜならそこは治外法権…怖い怖い。子よ、彼女の服をヨダレで汚すなかれ。蹴るなかれ。)、ウクライナ訛りの英語のリスニングが得意になるとも思わなかったなぁ。大麻の匂いも分かるようになりました笑。シカゴの地下鉄は居眠りできるくらい安全だとも知りました。あとやっぱり皆さんお優しくて。信号待ちしてたのにベビーカーを見るや否やわざわざ本屋の扉を開けに寄ってきてくれたりするおじさまとか。電車のなかでもみんなで協力して場所をあけてくれたり。NY男子にとってはLAよりジャマイカ、という価値観だとか。アメリカの人との交流も楽しいけど、外国人同士で結構仲良くなれるんですよね、異邦人同士分かり合えるというか…。色んな国の人の優しさを知ることができたかな。あと鬼メンタル強いアルゼンチン人も忘れられないかも。約束すっぽかしても全く申し訳ないとか思わないらしい…。
ついつい文句ばっかり言ってしまいがちだけど、こっちに来たからこそできた体験を思い出したら?と今日言ってくれた方がいて、ありがたかったです。
前向きさを取り戻して強く生きよう!私だからこそ、耐えられるからこそ、私は色々大当たりするんだわ。イチローも「遠回りすることでしか、本当の自分に出会えない」って言ってたし。どうしても落ち込んでしまうときはきっとホルモンバランスのせいですよね。
人より時間がかかっても、自分の信じた道を歩いていこうと思います。才能を潰すのはそれを信じない自分自信なのかも。たくさん寄り道してぶらり各駅停車の旅を楽しもう思います。
て、なんでこんな話になったんだろ??Uber & Lyftは本当に便利で面白い。日本にもあればいいのになぁ。