サバイバル英会話 | きょもの楽しい嬉しい

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きょも珍道中。ホテル、飛行機、美味しいものが好きです。

レストランで注文もできない状態(きょもも顔芸選手権を毎日開催)から、早くも10ヶ月が経ちました。お地蔵さん@会話中を乗り越えて、きょもんぐりっしゅは…夫に惜しい!と言ってもらえるところまでになりました(*≧∀≦*)時々やらかす微妙な聞き間違いに、夫になんでそこだけ聞けてないの??と笑われてるなう。


そんなきょももが編み出した?サバイバル英会話について書いてみたいと思います。当たり前のことばかりかもしれずお恥ずかしいばかりですが、これから渡米される方に少しでもお役に立ちますように。


その1 会話の主導権を握る

相手が話し始めるよりも先に自分で話す内容を決めてバーっと話してしまうほうが楽!質問の内容を誘導するほどではないにせよ、そうそう大外れの質問というか返事も返ってこないので、楽です。いっそのこと持ちネタ?として定型化してもいいのかも笑。家から出るときなど、人と話し始める前に週末の出来事など適当にネタを頭に思い浮かべておくといい感じ。ベラベラ話し続ける人に圧倒されてる場合は特にオススメです。英語が出来ないというより、話す内容が無いだけかもなので。専門的な話よりも日常会話が難しい理由の1つにテーマが多岐にわたることがあると思いますが、じゃあテーマをこっちから絞ってしまえ!という荒技であります。
先日、夫のお友達15名と旅行に行き、ふと気づくと初対面の夫の友人男性と2人きりで取り残されて湖を眺めるという、少し前のきょもだとパニック案件に出くわしたのですが、このワザを繰り出し、夫との出会いについて語っておきました笑笑!最初に落ち着いて話せると、相手のペースとか発音のクセもわかるし、楽チン(╹◡╹)向こうも私の英語レベルを察してくれますしね笑笑!
ちなみに、初対面の人との最初の導入の際のパターンはほぼ決まってるので、これも予め回答を用意もしくはこちらから質問してしまえばいいと思います。居住者の場合、出身国、ここまで何時間か、直行便か、いつからこっちに住んでるのか、いつまで住むのか、どうしてここに来たのか、いまどこに住んでるか、その街を気に入ってるか、生活になれたか、どんな仕事をしてるか、ここに来るまではどんな仕事をしてたのか、あたりですね。仕事してないってなると普段何してるの?となるので、それも適当に用意。日本食レストランについて聞かれることもあるかも。不確定性を減らせば減らすほど楽になります。


その2 pardon?で聞き返さない

一回聞き取れなかった、自分の頭の中に無い単語をもう一回言ってもらったところで、たとえゆっくりだろうと聞き取れません。pardon?されたら、みんないま言ったセンテンスをそのまま繰り返すんですよね。これ不毛。なので、それ、別の言葉で言い換えてくれない?とお願いします。逆に、相手に分かってもらえなかったときも同様です。こっちの発音が悪いと何度言っても無理。とにかく言い換えるのが大事です。単語覚えるよりも言い換える練習をするほうが大事かも?


その3 なんとなく会話をつなぐ

これは最終手段なので、あまり繰り出さないようにしている奥の手なんですが、結構皆さん好き勝手話すし、議論中でも質問と回答噛み合ってないことも多いし…というわけで、相手の言ったことがなんとも理解できなかった場合、文脈上そうそう外れてはないことを適当に話して会話をつなぐという笑笑。何回も聞き返したり、分からないって顔してると、あまり親しくない人はそういう人と話すのをやめてしまうから、正確に聞き取ることよりも場の雰囲気を大切に楽しく過ごすことを優先します。もちろん、大事な場面や話題ではダメですがのんびり会話を楽しむことが目的ならアリかなと。


その4 動じない

たしかに全く聞き取れないと動揺するけど、アメリカ人は英語話せない人に慣れてるし、気にしたら負けだ!と思って…。みんな発音様々だし。特に白人英語に慣れてると黒人英語は全然わからないかも。ポリティカルコレクトネスに反していて恐縮ですが、レストランのウェイターさんとか、ペラペラの人も結構厳しいみたい。リベラル白人先生が困った顔をしながら、それはたしかに、うん…教育へのアクセスがね…と認めてました。その他、もちろん外国人はみんなお国言葉ですし。訛ってるのは日本人だけじゃないです。あと、多分私が日本で受けた英語教育ってイギリス英語だったのでは?って思ってます。アメリカ語はイギリス語とは発音も全然違う。幼い頃、オーストラリアにちょくちょく行ってたためか、オーストラリア人と話すのはこっち来てもあまり苦じゃなかったかも。地域によって全然違いますよね。ちなみに夫はオーストラリア旅行のとき、ニュースが聞き取りづらかったらしい笑笑。こちらが話すときも同じです。ベラベラ喋ってる人の文法がめちゃくちゃなことはあるあるですよね。とにかく気にしたら負け。ブロークンでも喋ってるうちに文法にも気をつかえるようになる!


番外編 確認する

聞き取れたけどなんとなく確信が持てないときは、いま言ったのってこういう意味?って聞き返す。これ、サバイバル術について話してたときに、夫に教えてもらいました。これは、ほぼほぼわかってるとき用では?と思わないではないですが、今度試してみます!←夫に詳しく聞いたら、まったく当てずっぽうでもいいんですって。大外れだったらちゃんと直してくれるかららしい。


といった感じで、学部卒業以来、ほぼ英語に触れてないどころか、アルファベットを使う別言語で仕事をしてたので(こういうと語学は得意と思われがちですが、もともと語学は苦手で、第二外国語ですらなく、ど根性で仕事に必要な範囲でだけどうにかしました)、英語が徹底的に破壊されてたところから、やっとここまで…(´;ω;`)簡単な単語のスペルさえ書けなくなってて、恥ずかしいのなんのって…。何ヶ国語も維持できる人ってちょっと私には理解を超えてる…。心折れそうなことは数知れず、というか折れまくり、八つ裂き。人と会うたびに英語が出来ない自分にどんより落ち込んだり。さらに馬鹿になったような気がして辛かったです。日本語ならもっと気の利いたこと言えるのにって。あ、忘れてはいたけど、中高時代に日本で受けた教育が現在の礎になっているのは間違いないです。なんとなく部分的に蘇ってきます笑。



アグレッシブなきょもも流のサバイバル術でしたが、これから渡米の皆様の少しでもお役に立ちますように!!こうするといいよ!みたいなの色々あると思うので、みなさま、是非ご教示ください!!!!



追記

そもそも、どうやって英語を学んだかについても付記しておきます。


その1 ESLとlanguage exchange partner

アメリカにくると、最初、無料のESLに行くことも多いと思うのですが、あれ、よく考えたら難易度高かったなぁって。language exchange partnerの人と一対一で話していたら思ったよりも話せて、あれ??ってなりました。ESLはグループというのもあるし、その上、みんなの知的レベルとか年齢とか文化的背景とか社会的境遇がばらばら過ぎて、ちょっと厳しいなって。ずーっと私が出来ないんだって思ってたんですけど、そうじゃないって気付いたんです。ほかの人の話が終わらないうちに話し出すウクライナ人たちに辟易としてましたが、アメリカのルール的にもそういうのはアウトみたい。あまりにもフラストレーションが溜まるので、クラス変更できないかお願いしました(*^_^*)


その2 英語ペラペラの愛人

大好きな香港人ちゃんのおかげがかな〜り大きいです。あれだけ話せない人(きょも)とは話したくないと思うのが普通と思うのですが(実際そういう反応されたことは数知れず…)、彼女、本当に忍耐強くて…。最初は申し訳無かったけど、お友だちとして大好きすぎて笑(*≧∀≦*)よく、語学を上達させたかったら、その国の恋人を作れといわれますが、あれ本当かも。四六時中whatsappでチャットしてたけど、夫とこの10年間でやりとりしたラインの数をはるかに上回る量のチャットをした気がする。これは本当に思いもよらぬ出会いでした。香港人ちゃんのこと、夫はきょもの愛人と言っていた笑笑。大好きなお友だちがたまたま英語ペラペラという奇跡に恵まれました。


その3 インプットをする

アメリカの理系学部を卒業し、日本語の敬語もあやつる!韓国人が私にすすめてくれた、かなり効果的な方法を…。とても簡単です。毎日、なんでもいいし少しでもいいから英文を読む。読書。やっぱりインプットしないとアウトプットもできないですよね。なんとなく頭に単語とか英語のリズムとかが残るのがいいのかな?聴講のために毎日30ページとか読むようになってから、何故か突然日常会話がスムーズに。必要な単語とかまるで違うんですけどね。おススメです!最近は、その方がくださった、比較的簡単な英語で書かれた小説を読むようにしています(さぼり気味)。なお、単語帳は開いてません。あ、読むことに慣れてからそのあとでリスニングをするといいと言ってました。いきなりテレビはおススメしないとのこと。


その4 英会話の時間を確保する

週5で英語を話す時間を持つように努めています。実際はせいぜい週3〜4ですが笑笑。とにかく行く。ひたすら通い続ける。眠くて疲れてる日は英語なんて頭に入ってこないけど、とにかく参加することに意義があると思って、出かけました。うつになるの防ぐのにも大事かも。特に冬の長い地域にお住いの方は、ひたすら自宅ではない椅子に座りに出かけるのがおススメです。初期の目標は、英語ではなく、とにかくその椅子に座ることでした笑。これ、ハードル低いようにみえて結構大変。自分が出来なすぎて毎回メンタルにきますからね笑笑。



追記2

先日、世界の果てまでイッテQという番組で、みやぞんがニューヨークで指定された場所にたどり着くというコーナーを見ていたのですが、ある人に教えてもらった単語を別の人に話す際に、発音はいい加減なのになぜか通じてて、夫になんでだろ?と聞いたら、音節の数や音の高さ?とアクセントが合ってると思うと言ってまして、よく聞いてみると、たしかに!でした。さすがみやぞん!音楽みたいに聞こえたものを再現してるのかな??今度意識してみようと思います。