強迫型改めTHINKERS | エグゼクティブ・コーチ 和気香子

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普段の思考パターンではどうしても出てこないことが、ふとした瞬間に閃くことがあります。
そんな状態を意図的に作り出して、色んな気づきを得てもらうことで将来の夢・ビジョンを明確にしたり、課題解決のためのヒントを見つけるお手伝いをするのが私のコーチングです。

こんにちは。
イキイキとした毎日を送るためのサポートをする月香です。

いやあ、寒いですね。
3月なので思いきってダウンコートにさよならして、スプリングコートを着てみました。
身も心も軽くなった気はしたのですが、夜はやっぱり寒くて身体が縮こまってしまいました。
心は縮こまってないと良いのですが。

以前、6つの性格パターンについて触れました。
その後調べたら、色々進歩しているようです。
元々は、Paul Ware という精神科医がベースを作ったのですが、心理学者のTaibi Kahler博士がその後も発展させているようです。

ネーミングも分かりやすく変えています。
Taibi博士の理論と棚田先生のものを参考に、書いてみます。

強迫型 (Responsible Workaholic) は、THINKERSと改名されているみたいです。

THINKERSの特徴は、責任感が強く、秩序だっている。
事実や論理が好きで、物事を分類してカテゴリー分けしがち。
男性に多いとのこと。
そうでしょうね~。
男性で、裏付けとか根拠とか求める人多いですよね。
普段の会話であっても、適当に受け流すことが出来ずに議論になってしまう人。

THINKERSは、情報を取得するために質問することが多いそうです。
「どのくらい?」、「それらの違いは?」、「どんな選択肢が?」、「それの意味するところは」等。
また、"事実"、"情報"、"データ"という単語も好きみたいです。

THINKERSとうまくやっていくには、
「私に出来る限りの情報を教えます」
「こんな選択肢があります」
「3つのメリットは~です」
「ポイントとなる事実は~です」
のような言葉を使って対応するのが良さそうです。

THINKERS上司の対応がとても上手な元部下がいました。
理由を聞いたら、まず、「ポイントは3つあります」で始めるそうです。
たとえ、3つ考えてなくても、最初のフレーズを言いながら2つは思い付くそうです。
3つめは思い付かないこともあるそうですが、最初の2点を説明している内に何とかなってしまうとのこと。

ちなみに、ミスター・スポックが当てはまるそうです。
残念ながら、私は"スタートレック"シリーズを殆んど見ていないので、ピンと来ないのですが、でも、こんな感じの人なら周りに一人は居ますね!

かく言う私もそうです。
ただ、また別の日に取り上げるつもりのFEELERの要素の方が強いので、素のままだとあまり論理的ではありません。だから、THINKERSによる不意討ちの論理攻撃には苦労します。

THINKERSは、何かを達成したことを認められたい気持ちが強いタイプです。
そして、責任感が強く頼りになる人。
組織で力を発揮しそうですね。

だけど、やはり良い面もあれば、悪い面が出てくる場合もあります。
自分に完璧を求め、人に任せることが下手。
論理的に考えられない人に対してイライラする。
最悪なケースでは、"考えることすら出来ないヤツら"と他人を拒絶してしまいます。

喪失感 (自分の能力のいたらなさ) 、悲しみを感じるのが苦手で、代わりに怒りの感情で悲しみにフタをしてしまいます。

アメリカ人の25%が相当するとのこと、日本人はもう少し多いかもしれませんね。

「重要であってはいけない」
「子どもであってはいけない」
「成功を感じてはいけない」
あたりのリミッティング・ビリーフがありそうですね。
他人を拒絶するようにまでなると、人間関係にも支障をきたすことでしょう。

そんな時にはリミッティング・ビリーフを外してあげましょうね。
自分で行う方法は棚田克彦先生の、"あなたの悩みがみるみる消える24の方法" をご参考にしてください。

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