こんにちは、きょんです。

全然更新していないのにいつも読んでくださりありがとうございます。

我が家の子供たちは、先月二人ともおかげさまで小学校、中学校をそれぞれ卒業しました。

長男は私立中高一貫校なので卒業した感じは本人も周りもあまりなく、卒業式もあったけれど保護者の参列は基本的になし。

地元の公立小学校に通っていた次男は、卒業式のあとは、友達と遊び

春休みを満喫している毎日でした。

子供が友達と遊んでいる姿を見るのは、私にとって嬉しいこと。

12歳の感性で楽しい時間を、存分に友達と過ごして欲しいです。

さて、東京では桜が満開。そんな中、昨日は長男の高校の入学式でした。

入学式では、学校のお偉方からのお話がありますが、その中の言葉を一つ紹介します。

長男の高校は、明治4年（1871年）創立という伝統校で、入学式の壇上で話される方は、学園長、校長、父母の会会長と３名いらっしゃいます。

その全員が長男の高校の卒業生にあたります。

つまり、現・高校生の大先輩。

学園長は75歳とおっしゃっていたので、15歳の高校１年生より50歳上の大大先輩！

母校の卒業生が、学園のお偉方になるというのは私立ではよくあることなのでしょうか？

他の学校のことは分からないのですが、３名の壇上でお話しされるみなさん、

母校を愛して、母校のネットワークがいかに素晴らしいかをお話しされていました。

卒業後も、OBと繋がりが太く、それらの人脈やネットワークが大きな意味を持つ。

困った時は、先輩、OB、先生方に相談したり、お互い助け合える環境だという話は、

親も聞いていて安心感を感じさせてくれます。

今後子供が人生で路頭に迷っても、先輩方の温かい手が差し伸べられますように（笑）

話をもどしまして、校長先生のお話。

生徒たちに向けたメッセージを３つ話されていて、その中の一つが

【進取の気性を意識しよう】ということでした。

最初、お話の中でこの言葉を聞いた時、私の頭の中では

「シンシュのキショウ？新種？気象？気性？」

どういう漢字だろう。

ピンと来ず。

調べてみると

【進取の気性に富む】という言葉があることがわかりました。

意味は、次のとおり。

従来の習わしにとらわれることなく、積極的に新しい物事へ取り組んでいこうという気質や性格を指す言い回し。

ということなので、どんどん新しいことを学ぶ姿勢を忘れないように、というメッセージですね。

高校生というこれから将来を考えたり、社会に出ていく子供たちにはぴったりの言葉。

我が家の長男にこの言葉が響いたかどうか、この言葉を認識したかどうかはわかりませんが、校長先生の話を親子で振り返る時があったら、話してみようと思います。

進取（シンシュ）というのは、進んで取りに行くっていう意味ですよね、おそらく。

気性(キショウ)は、持ち前の性格とか気質。生まれた時から備わっている性格はあまり変えられないものだと思います。

でも、このような【進取の気性に富む】という言葉を知っておくと、何か生活の中で選択を迫られた時、新しい方を選ぶということができるかもしれません。

子供たちにも大事な言葉ですが、私自身も新しいことを取り入れていくことに柔軟でいたいと思いました。

桜が満開の時期（でも肌寒かった）

入学式での校長先生の言葉から