少し迷いがあるものの院に行くと決めたことで少し肩の荷が降りたような気がします。

試験勉強を始めてからずっと、もらった1人の時間をほぼ勉強にあてていたのですが、今回は久しぶりに勉強のことを一切考えずに、一人時間を満喫してきました。


行ってきたのは大阪歴史博物館。

謎解き「時をさまよう皇子と失われた都」に参加してきました。



▲中大兄皇子が現代にタイムスリップしてきたという設定。


多くの人が知っている大化の改新。

実はその後、大阪に難波宮という都があったのを皆様はご存知でしょうか。


私は知りませんでした!!

恥ずかしながら歴史に興味が出たのは大人になってからです。。教科書載ってました?驚き


奈良とか京都とかイメージはあっても大阪に?!っていう感じですが、1952年から山根徳太郎博士が主導となり発掘され、1964年に国の史跡に指定されています。

その難波宮跡は大阪歴史博物館の館内上階から一望することができます。


▲真ん中の台座が天皇のいた大極殿。


中大兄皇子は後の天智天皇ですが、彼も難波宮の遷都に関わっていたご様子。

その彼がとある書物を読んでいたら現代にタイムスリップしてしまったので、その書物の謎を解いて、無事に元の世界に戻してあげようという、今回の謎解き。


▲館内には大極殿のセットがあって圧巻。


▲後半の謎解きでは実際に跡地を歩きます。結構ぐるっと歩かされます。


謎解きの難易度は中の下くらい。

解き慣れている人ならサクサク解けると思います。

でも館内には見所がたくさんあるので、ちゃんと見ていたら私のように一日がかりになるでしょう。。


館内は難波宮だけでなく、古代から近世まで様々な年代の展示や解説があり、何度行っても飽きなさそうです。

個人的にはあと2.3回は通いたいところです。


▲江戸時代の大阪。町人達の暮らしがわかるようになっている。


▲大正昭和の大阪。まるで自分もタイムスリップしたかのよう。


今回の謎解きを通して難波宮のことを知るよい機会になりました。

謎解き自体も捻った問題があまりなくて、わかりやすいオーソドックスなものばかりでしたので、うまく歴史にも興味の出る上手なゲームだと感じました。


でも正直、この謎解きのために中大兄皇子のことを調べて臨んだ私としては、あんなにポスターやクリアファイルで堂々と中大兄皇子の映えそうな絵を持ってきながら、案外中大兄皇子の出番が少なくてなんだか物足りない感じでした。

いや、メインは難波宮っていうことはわかってるんですけれど

なんかちょっと寂しいなーと真顔


大阪歴史博物館では五代友厚の謎解きもあるので、半分期待しつつ、またチャレンジしてみたいと思います!


▲五代友厚が主役の謎解き。個人的にはもう少しおっさん化してくれた方が嬉しい。