こんにちは。イメージコンサルタントの青山恭子です。
東急電鉄のマナー広告が物議を醸していますね。
話題の動画はこちらです↓
内容は、電車内でメイクをしている女性達に対して、別の女性が「みっともな」とつぶやき、そのメイクをしている女性達の前でダンスを始める、というもの。
電車内での化粧については、色々な意見があると思います。
私は、隣の方が化粧を始めたら、すぐさま逃げます。席を立ちます。
なぜか。
万が一、私の服やバッグにメイクが付いたら嫌だからです。 汚されたくないからです。
もしファンデーションやマスカラが服に付いたら、すごく落ち込みますよね。
そして、それがお気に入りの服なら尚更で、恐らく怒ると思います。
実際に、知り合いの女性が電車に乗った時に、隣に立っていた女性がメイクを始め、パウダーファンデーションを床に落としてしまったそうです。
ファンデーションは粉々になって床に散らばり、彼女が履いていた黒い靴にかかりました。
そういうリスクが十分にあるので、私は自らその場を離れます。
化粧をされている方は、万が一、電車の揺れなどで、隣の方の服やバッグにマスカラやアイライナーがべっとり付いてしまったら。。。と考えて欲しいです。
相手がどんな気持ちになるか考えて欲しいです。
そして、ちゃんとクリーニング代は支払えますか？
責任は持てますか？
また私は、
女性の公共の場での化粧イコール、男性の公共の場での髭剃りだと思います。
身だしなみの１つとして、女性は化粧をし、男性は髭を剃ります。
電車内で髭を剃っている男性を私は未だ嘗て見たことがありません。
これまで生きてきて3、4回？ホームで剃っていらっしゃる方は見かけました。
しかし彼らは人目に触れないよう、ホームに背中を向けて気付かれないように身をかがめて剃っていました。
まるで、恥じているかのように。
申し訳なさそうに。
それに比べると、電車内で化粧をしている女性はしょっちゅう見ます。
しかも堂々と！
別に男性を擁護しているわけではなく、女性が公共の場で身だしなみを整えることの「恥ずかしさ」という感覚が鈍っているように思います。
男性は、「今朝は髭を剃る時間がなかったから、電車内で剃ろう！」と思わないと思うんです。
ちゃんとお手洗いに行って、剃っているんだと思います。
だから公共の場では見かけないんだと思います。
もし隣に座った男性が、急に電動髭剃りで髭を剃り始めたら、髭が落ちてきそうで不快な気持ちになりませんか。
それと同じ考えで、女性が公共の場で化粧をするのは、私は不快に思います。 マナー違反だと思います。
男性も公共の場で髭を剃ったら、マナー違反です。
「女性だから」という「性別」が理由で、電車内で化粧をするな、と言われるのは、もちろん全く理解できませんし、そういう事を言われたら、「なぜですか？」と聞きたいです。
男性も女性も、身だしなみをきちんと済ませてから外に出ましょう。
朝時間がなくて電車内で化粧をしているのであれば、早く起きましょう。
化粧をする時間もない生活をしている人は、その余裕のなさが、雰囲気や所作にも現れます。
自分が思う以上に、私達は人に見られています。