私の大好きな「寅さん」(映画「男はつらいよ」の主人公)は、
いつだって、
とにかく、自分に正直に、
飾らない自分で、生きている。
その家族(おいちゃん、おばちゃん、さくら、博さん、満男くん)や、
となりの印刷工場のタコ社長も、
しかり。
だから、
いつもとらや(寅さんの実家)の一家団らんは、
笑ったり、
泣いたり、
怒ったり、
ケンカしたり、
時には取っ組み合いが始まったり、と、
本当ににぎやかだ。
寅さんが恋するマドンナたちも、
とらやのみんなと食卓を囲み、
寅さんやみんなの温かさにほっとして、
悩み事を打ち明けたり、
元気をもらったり。
その様子をみていると、
本当にうらやましいなあ~
と、思う。
そんなわけで、
私は、
第6作「男はつらいよ 純情篇」(1951年1月公開)の
マドンナ、
夕子さん(若尾文子)が、
さくらに話をする、この シーン ↓↓↓ を、
何度も何度も、みたくなる。
夕子さんは、おばちゃんの遠縁にあたる女性。
わけあって、とらやの2階に間借りしている。
久しぶりに旅から帰った寅さんは、
美しくて色っぽい夕子さんに、ひとめぼれ(≧▽≦)。
ある日、寅さんたち家族に、
ちょっとした事件が起き、
そのことで、
怒ったり、
泣いたり、
ケンカしたり、
挙句の果てには、
取っ組み合いにまで
発展してしまう。
が、
最後は、一件落着、一同、大笑いとなる。
その様子を傍で見ていて、
夕子さんも一緒になって笑いながらも、
ふと涙ぐんで、さくらに、
こう、話す。
夕子 「ごめんなさい。私ね、
私が今まで暮らしてきたまわりは、
あんな自分の気持ちを隠さないで
笑ったり怒ったり泣いたりすることなど
一度もなかったわ…、
私達の生活なんて、嘘だらけなのね。
そう考えてたら、急に涙が出てきちゃって・・・」
・・・
う~ん、わかるなあ~~~(´-`*)
実は、
夕子さんは、夫とうまくいかず、
家出してきた、という女(ひと)。
夫との生活を続けるなかで、
お互いの気持ちや本音を、
正直にぶつけ合うことが、
ほとんど なかったのかもしれない。
だから、
寅さんやみんなの様子に、
涙してしまったんだと思う。
夕子さんのこの言葉を聞いて、
「うんうん、そうだよなあ・・・」と
心の中でうなづく人は、少なくないんじゃないかなあ・・・(*´ω`)
「なんか、気持ちを抑えて生きてるなあ・・・」
「自分に正直に生きたい!」
・・・そんな時に、
・・・そんなあなたに、
ぜひ、夕子さんのセリフを、味わってみてほしいなあ(*´ω`)
と、思う。