画面の字幕では「必殺からくり人 血風編」だった。
 
虚実歴史研究家@kyojitsurekishi
10月12日から、平日のテレ玉朝9時は「必殺からくり人・血風編」。徳川慶喜による慶応3年(1867年)の大政奉還の後、官軍が近付く慶応4年(1868年)の江戸が舞台。女元締おりくの役は草笛光子(山田五十鈴ではない)。
 
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「仕事人意外伝」のタイムスリップや必殺現代版を除くと「からくり人・血風編」は必殺シリーズで時代設定が最も現代に近い。なお、必殺SP「横浜異人屋敷の決闘」によると、鳥羽伏見の戦いでは中村主水が佐々木唯(只)三郎を背後から槍で暗殺したらしい。
 
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「からくり人・血風編」のOPナレーションは芥川隆行による語りで「さよならだけが人生か…(略)…昨日勤皇、今日佐幕…(略)…明日天気になあれ」であったが、これは後に必殺SP「春雨じゃ悪人退治」で流用された。
 
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「春雨じゃ悪人退治」の時代設定はシーボルト事件(1828~29年)の時で、「血風編」で描かれた時代(1868年)から40年前であった。「春雨」では高橋景保が被害者で、黒幕は米商人と国学者であり、主水と千葉周作、加代、鶴、市兵衛らが仇討ちをした。