2008年12月26日の朝日新聞朝刊では「仏の地域語 復権」という見出しで、ブルトン語、アルザス語、オクシタン語、コルシカ語が紹介されていた。飯竹恒一氏のレポートのようである。
Bretagne(Brittany),Alsacelangue d'ocCorsicaの諸言語である。
 
ブルトン語はケルト系でウェールズ語(Welsh)と同系。
アルザス語はゲルマン系でドイツ語の方言。
オック語は標準佛語に近く、ロマンス系。
コルシカ語もロマンス系だがどちらかといえばイタリア語の方言らしい。
 
2009年4月16日の日本経済新聞の夕刊では「こころの一冊」で『最後の授業』が紹介され、「胸に迫る母国語の大切さ」という見出しで、元茨城県筑西市立明野図書館長だった三輪巴氏が評論を書いている。「民族が奴隷になったとき、国語さえしっかり守っていれば、自分たちの牢獄の鍵を握っているようなものだから」という佛語教師のことばを引用していた。アルザスの人たちの母語はアルザス語というドイツ語の方言で、フランス語は母国語であっても母語ではなかった。
 
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