「ドンブラ粉」と「ドンブラクリーム」は用途がダブっているが、今の化粧品や薬を考えれば企業の競争の中で出たバリエーションと考えていいだろう。ただ、ストーリーそのものは完全に重複しており、登場するドラえもん、のび太たちはパラレルワールドの人たちと解釋するのが妥当である。

ドンブラクリーム
てんコミ未収録 
小二74年8月号 読者は1966年度生まれ

ドンブラ粉
てんコミ12巻
小四76年7月号(どんぶら粉) 読者は1966年度生まれ

1966年度生まれののび太は小2の時にドンブラクリームを使い、小4の時にドンブラ粉を使って、地中でおぼれかけたか?

「のら犬イチの国」と『のび太のワンニャン時空伝』は同じ世界に見えるが、見ようによっては細かい設定が違うので別世界とも解釋できる。

「イチの国」ではのび太神像が現代社会で發掘されたが、『ワンニャン』ではイヌやネコたちが乗った宇宙船の燃料にされた。

「未来の国からはるばると」「プロポーズ作戦」「のび太の結婚前夜」は何度もアニメ化されており、そのたびに設定が異なる。
しずかの父親の顔も何度か変わっている。

「恐竜ハンター」と大長編『のび太の恐竜』も別世界の話と考えていいだろう。
「恐竜ハンター」のドラえもんがのび太の家に居候を始めたのは1970年ごろであろうが、大長編『のび太の恐竜』のドラえもんがのび太の家に居候を始めたのは1979年か1980年ごろになるだろう。

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2010年1月 1/29