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2008/7/19(土) 午後 9:14
└→2008年北京五輪の日本代表選手が發表された。

 

 

楽天からは 田中将大が選ばれたが、同じチームの岩隈は落ちた(Google楽天・田中最年少で選出 五輪代表 岩隈は外れる)。
スポーツ報知とサンケイスポーツの報道を合わせると、これについてノムさんは、「岩隈は休ませながら使う必要があり、短期決戦に向かない」のと、「楽天は2人持っていかれるときつい」ということで「(選手を五輪に選ぶことで戦力を余計に奪うことを避ける)星野の温情だろう」という見解を示した。

 

 

 

プロ選手がシーズン中に五輪に出ると、もとの球団ではその選手が不在になる。

 

 

 

もともとオリンピックとはアマチュアの祭典である。
荒川静香のように、アマチュアからプロに轉向するのが五輪選手としての「引退」である。野球選手で言えば、プロ入りして高校や大学を卒業するか、社会人野球を離れるのが「引退」である。

 

 

 

バスケットボールのように、五輪にプロがサービスで参加するのは夢があるが、これが義務となっては、もはや意味がない。
むしろ、アマチュアの大会にプロが参加すれば、完全な優勝でない限り、恥になる。

 

 

 

五輪がアマチュアの祭典である以上、早稲田に入学した福原愛はもちろん、斎藤佑樹も予選を勝ち抜けば五輪に出ていいはずだ。
アマチュアの大会である五輪には、斎藤佑樹が出て、田中将大は出ないのが普通であるが、今では逆になっており、斎藤佑樹が出ないで、田中将大が出るようになっている。

 

 

 

プロ化した五輪に意味はあるか
五輪の野球代表は完全にプロ化している。これでは王監督が日本代表を率いたWBCと変わりがない。五輪でやる必要はない。
1988年のソウル五輪では 野茂英雄と古田敦也のバッテリーが活躍、銀メダルを獲得したらしいが、2人ともプロ入り前のアマチュアだったはずだ。

 

 

 

この北京五輪を最後に、2012年ロンドン五輪から野球とソフトボールが除外され、石原都知事が2016年の五輪を東京に誘致しようとしているのは野球復活で日本代表が「ホームでのメダル」を獲得するのを狙っているのだろうか。
言うまでもなく、2016年まで石原慎太郎氏が都知事をやっているとは限らない。

 

 

 

もう、五輪には野球はいらない。やればプロ野球選手がでしゃばるからだ。
プロ野球の世界大会は別にやればいい。

 

 

 

北京五輪を口実にした強制立ち退き、町の破壊などを見ると、これが東京でまた再現されたらたまったものではないと気づく。

 

 

 

五輪は地中海周辺に限定すべきだ
五輪の地中海の国々で共同開催にして、アジア、アフリカ、南北アメリカ、大洋州では五輪とは別に国際スポーツ大会をすればいい。
アジアカップやワールドカップがあるのだから、アジアでの五輪は不要である。

 

 

 

田中将大と斎藤佑樹は高校野球でも日本代表になったことがある。しかし、田中投手は「高校の全日本と五輪では違う(比べるものではない)」とコメントしていた。五輪が純粋にアマチュアの大会であれば、学生野球の延長と同じはすだが、日本のプロたちが五輪野球をプロ化した結果が田中投手に「違う」と言わせたのである。

 

 

 

1988年ソウル五輪ではアマチュア時代の野茂と古田がバッテリー。
五輪の日本代表にプロが入ったのは2000年のシドニーからのようで、松坂大輔が投げたものの4位。
2004年のアテネ五輪から野球の日本代表で全員プロをそろえるようになったらしい。
2008年の五輪に選ばれた直後の田中将大が肩を痛めて一軍登録抹消。では岩隈かとの声もネットにある。少なくともアマチュアの祭典にプロを担ぎ出すのをやめないと、この混乱は五輪のたびに繰り返される。

 

 

 

田中将大が故障した上に岩隈を五輪に持っていかれたら、楽天も泣きっ面に蜂だろう。

 

 

 

WBCがあれば五輪の野球は不要
2009年3月、野球のWBCをやっている。これがあるなら五輪の野球はいらないだろう。
夏の五輪で野球をやると大リーガーが出られないようだが、五輪をアマチュアだけの祭典に戻せばいいだろう。また、ロッテのバレンタイン監督が、シーズン開幕前の冬季五輪でやってはどうかという案を出したが、そうなると2009年の3月(春の初め)にやっているWBCと対して変わりはない。

 

 

 

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