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2008年(1)(2)(3)2008年(4)~2009年2010年代2020年~21世紀末、遥か未来


遥か未来(『ドラえもん』『宇宙戦艦ヤマト』『機動戦士ガンダム00』『火の鳥』)
2111年9月3日、ドラえもんが持っていた天の川乗車券はこの日のもの(原作「天の川鉄道の夜」)。
2112年9月3日、ロボット工場でドラえもん誕生。
2115年1月19日、ドラえもんがセワシの家へ。
2122年8月30日、ドラえもん、昼寝の最中に鼠に耳をかじられる。
2125年2月号の『小学四年生』をセワシが購読するらしい(「百年後のフロク」)。なお、2125年から100年前は2025年である。
2125年の夏休み、東京でのび太とセワシが立体インベーダーゲーム(てんコミ21「未来の町にただ一人」)。

ドラえもんの機能と22世紀の科学
ドラえもんは猫型ロボットで、猫と会話ができるが、犬のことばは「動物語ヘッドホン」または「ほんやくコンニャク」に頼る。一方、忍者ハットリくんは犬と会話が可能。22世紀の科学より伊賀忍法が上なのか、あるいは友達用の猫型ロボットの機能が限定されているのか。ドラえもんの頭には電子頭脳があるが、計算能力は人間なみで、「ボーナス1024倍」では筆算、「お金がわいて出た話」では電卓に頼っていた。

宇宙戦艦とモビルスーツと火の鳥の時代
2199年、ヤマト發進(『宇宙戦艦ヤマト』)。
地球はガミラス星から遊星爆弾の攻撃を受けており、イスカンダルのスターシャが放射能除去装置を取りにくるよううながし、妹・サーシャを派遣して波動エンジンの設計図を送った。放射能除去装置の設計図を直接送ったほうがいい気がするが、地球の物質では作れないのだろうか。このあたり、『西遊記』における釋迦に似ている。ヤマトは冥王星でガミラスの遊星爆弾發射基地を破壊。冥王星に生物がいる模様。

2200年、ヤマト帰還、地球はもとの青さを取り戻す。
そのあと、ヤマトは白色彗星とも戦うようだが、映画とテレビで歴史観が違い、スターシャや沖田艦長の生死もはっきりしないので、詳しく扱わないことにする。
└→『宇宙戦艦ヤマト』(作品解説I)

2220年、ヤマトが復活(『宇宙戦艦ヤマト復活篇』)。
翌年、2221年、星野鉄郎が銀河鉄道で宇宙の旅に出る。
2111年に廃止されているはずの天の川鉄道がさらに110年後に復活するようである。
└→『宇宙戦艦ヤマト』『宇宙海賊キャプテンハーロック』『銀河鉄道999』の時代設定(複数基準)

西暦2307年、『機動戦士ガンダム00』によると、世界はアメリカ合衆国を中心とする「ユニオン」、中国、ロシア、インドを中心とする「人類革新連盟」、ヨーロッパを中心とする「AEU」に分かれているらしい。
むしろ、200前後あった国が、ほぼ、3大勢力にまとまっていると言える。地球はまだ一つになっていないのだが、そもそも、「世界を一つに」の夢は始皇帝、ヂンギス・カン、秀吉や家康、大日本帝国政府が(地球全土でなくても)限定的な統一を目指して、やっていたことだ。ただ、世界を一つにしようとする行為は、反対する側から「侵略」」「植民地支配」と言われるし、始皇帝に統合された楚や趙は独立を願ったか、または秦王朝の打倒を目指した。
日本が台湾、朝鮮、満洲と一つになろうとした夢は否定された。2008年の日本においても餃子や米軍基地などで、他国と「一つ」になるのを拒否する動きが強い。
また、世界が分かれているから戦争が起きるとも言えるが、その戦争の目的が世界を一つにすることだとしたら、もはや、世界を一つにしようとする考え自体を疑って見る必要がある。

『火の鳥・復活編』によると、2483年に死者を復活させる技術ができる模様。しかし、手術を受けて蘇生した者は他の人間をガラクタと見なし、ロボットに親近感を感じるようになるらしい。

『YAMATO2520』は『宇宙戦艦ヤマト』の続編で、ガミラスや白色彗星と戦ったヤマトから320年後の話。
『火の鳥・宇宙編』の時代設定は2577年で、宇宙に旅立った人類が描かれている。

映画『WALL・E』は29世紀が舞台。
ゴミだらけになった地球を人類が見捨ててから700年たった時代を描いているようだ。
2008年12月5日

相対未来の30世紀(西暦2901年~3000年か)、山本洋子という少女が宇宙戦艦のパイロットになる(『それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ』)。

2977年、地球に巨大なペナントが打ち込まれる。台羽正がキャプテンハーロックのアルカディア号に乗り、マゾーンと戦う(『宇宙海賊キャプテンハーロック』)。
└→松本零士または西崎義展作品の時代設定

3404年、『火の鳥・未来編』によると、このとき、最終戦争で人類が滅亡するらしい。

西暦3713年、地球は猿によって支配され、人間は残り一人になるらしい(『猿の軍団』←『空想歴史読本』より)。『猿の惑星』でも地球が猿に乗っ取られ、あるいは核兵器によって生物または地球が壊滅するらしい。地球の終わりと人類の終わりは違うはずだが、多くの場合、混同されている。
└→補足



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2008年9/18